Apple Watch SE(第1世代)をお使いの皆さん、こんな不安を感じていませんか?
「そろそろ買い替え時なのかな」
「サポートが終了すると、今まで通り使えなくなるの?」
「バッテリーが持たなくなってきたけど、修理に出すべき?」
結論から言うと、Apple Watch SE(第1世代)はすでにソフトウェアアップデートのサポートが終了しています。2024年のwatchOS 11以降には非対応となり、それ以上の機能アップデートやセキュリティアップデートは受けられません。
でも、「明日からまったく使えなくなる」というわけではありません。
この記事では、Apple Watch SE(第1世代)の最新のサポート状況から、この先どれくらい使い続けられるのか、そして買い替えのタイミングについて、公式情報をもとにわかりやすく解説します。
Apple Watch SE(第1世代)の現状:ソフトウェアサポートはすでに終了
まずは、Apple Watch SE(第1世代)の現在のステータスを整理しておきましょう。
Apple Watch SE(第1世代)は、2020年9月に発売されたモデルです。搭載されているチップはS5で、当時は「コスパのいいApple Watch」として人気を集めました。
しかし、2024年9月にリリースされたwatchOS 11の対応機種リストから、このモデルは外れています。Apple公式サポートによると、Apple Watch SE(第1世代)が対応しているwatchOSはバージョン7から10.6.1まで。つまり、すでに最新OSへのアップデートはできない状態です。
「アップデートできなくても、今のまま使えればいいんじゃない?」
そう思われるかもしれません。確かに今使っている機能は引き続き動作します。時計としての基本機能や、ワークアウト計測、通知の受け取りなど、日常的な使い方に大きな支障は出ません。
ただし、今後はセキュリティ面でのリスクが徐々に高まっていく点には注意が必要です。
ハードウェアの修理サポートはまだ受けられる
ソフトウェアのアップデートは終了しましたが、ハードウェア面ではまだAppleの正規修理サービスを受けられます。
バッテリーの劣化や画面の破損など、物理的なトラブルが起きた場合、現時点ではApple Storeや正規サービスプロバイダでの修理が可能です。
ただし、こちらも永遠に続くわけではありません。Appleは販売終了から一定期間が経過した製品を「ビンテージ製品」「オブソリート製品」と区分し、修理サポートを段階的に縮小していく方針です。
現時点でApple Watch SE(第1世代)の修理サポートが具体的にいつ終了するかは、公式には発表されていません。業界の一般的な傾向として、販売終了から約7年程度が修理受付期間の目安とされています。Apple Watch SE(第1世代)は2022年9月に販売が終了しているため、おおむね2027年頃までは修理サポートが続く可能性がありますが、これはあくまで推測です。
修理を検討する場合は、早めに行動したほうが確実でしょう。
サポート終了後に気をつけたい3つのポイント
Apple Watch SE(第1世代)をこのまま使い続ける場合、以下の3つのリスクを理解しておくことが大切です。
① セキュリティリスクが高まる
ソフトウェアアップデートには、新しい機能の追加だけでなく、セキュリティホールを修正する「セキュリティアップデート」も含まれています。
今後、新たな脆弱性が見つかっても、Apple Watch SE(第1世代)には修正プログラムが提供されません。万が一、悪意のあるアプリや攻撃にさらされた場合、個人情報の漏えいなどにつながる可能性もゼロではありません。
② 最新のiPhoneとの連携でトラブルが起きる可能性
Apple WatchはiPhoneとペアリングして使うデバイスです。iPhoneのOSがアップデートされると、古いwatchOSとの互換性に問題が生じることがあります。
ペアリングがうまくいかなくなったり、一部の連携機能が使えなくなったりするリスクを覚悟しておく必要があります。
③ 対応アプリが減っていく
watchOSのバージョンが古くなると、新しいアプリはインストールできなくなります。また、既存のアプリでも、アップデートによって動作しなくなるケースが出てくるでしょう。
Suicaなどの決済アプリや、健康管理アプリなど、普段使っているアプリが突然使えなくなる可能性も考えられます。
Apple Watch SE(第1世代)を買い替えるタイミングとは?
ここからは、「そろそろ買い替えたほうがいいのかな?」という疑問にお答えします。
買い替えのタイミングは、あなたの使い方によって大きく変わります。
買い替えを検討したほうがいいケース
- バッテリーの持ちが悪くなり、1日持たなくなった
- 健康管理機能(心電図、血中酸素濃度、睡眠時無呼吸検出など)を使ってみたい
- 常時表示ディスプレイが欲しい
- 最新のwatchOSやアプリを快適に使いたい
- セキュリティ面が気になる
- 最近、動作がもっさりしてきたと感じる
特にバッテリー問題は、多くのユーザーが直面する課題です。Apple Watch SE(第1世代)は発売からすでに5年以上が経過しており、バッテリーの劣化は避けられません。
Apple正規のバッテリー交換費用は約15,800円(保証対象外の場合)が目安とされています。この金額を払って修理するか、それとも新しいモデルに買い替えるかは、重要な判断ポイントです。
「修理に1.6万円近く払うなら、新しいモデルにしたほうがいいのでは?」
そう感じる方も多いでしょう。実際、最新モデルは機能面でも大きく進化しており、長く使うことを考えれば買い替えのメリットは大きいです。
このまま使い続けても問題ないケース
- 今の機能で十分満足している
- 時計としての基本機能と通知だけ使えればいい
- バッテリーはまだ1日持つ
- アプリをあまり使わない
- セキュリティリスクを許容できる
「まだ動いているし、困っていないからこのまま使う」という選択肢も、もちろんアリです。
ただし、前述したリスクを理解したうえで自己責任での利用になるという点は、覚えておいてください。
買い替えならどのモデルを選ぶ?
もし買い替えを検討するなら、現在販売されているモデルから選ぶことになります。ここでは、Apple Watch SE(第1世代)からの買い替え先として、代表的な選択肢を紹介します。
1. Apple Watch SE(第3世代)
現行のエントリーモデルです。チップは最新のS10を搭載し、watchOS 27に対応しています。Apple Watch SE(第1世代)と同じく、常時表示ディスプレイや心電図機能は非搭載ですが、車衝突検出機能は備わっています。
こんな人に向いています
- Apple Watchの基本機能を必要最低限でいいから安く手に入れたい人
- SE(第1世代)に満足していたので、同じ系統で最新にしたい人
こんな人は注意
- 健康管理機能をしっかり使いたい人
- 常時表示ディスプレイが欲しい人
2. Apple Watch Series 10
こちらは現在のスタンダードモデルです。常時表示ディスプレイ、心電図、血中酸素濃度、睡眠時無呼吸検出など、Apple Watchのほぼすべての機能を備えています。
こんな人に向いています
- 健康管理やフィットネス機能をフルに活用したい人
- ディスプレイの見やすさを重視する人
- 長く使える最新モデルを選びたい人
こんな人は注意
- 価格がSEシリーズより高くなる点を許容できるか
- サイズが従来より大きくなる(40mm→46mm)ため、装着感に違和感がないか
Apple Watch SE(第1世代)からSeries 10に乗り換えると、ディスプレイの大きさや明るさ、処理速度、健康機能など、ほぼすべての面で大きな進化を体感できるでしょう。
3. Apple Watch SE(第2世代)
第2世代は2022年発売のモデルで、S8チップを搭載しています。現在はApple Storeでの新品販売が終了している場合もありますが、中古市場や一部在庫で入手できる可能性があります。
第1世代との大きな違いは、処理速度の向上と車衝突検出機能の搭載です。ただし、watchOSのサポート期間は第3世代より短くなる点は理解しておきましょう。
よくある疑問
Q:サポートが終了したApple Watchは使えなくなりますか?
A:いいえ、今まで通り時計としての基本機能は使えます。ただし、新しいOSアップデートや一部の新機能は利用できません。セキュリティ面でもリスクが高まるため、重要な情報の取り扱いには注意が必要です。
Q:バッテリー交換に出したら、新型にグレードアップされることはありますか?
A:可能性はゼロではありませんが、基本的には期待しないほうがいいでしょう。修理の際に在庫がない場合、代替機として新型が提供されるケースも過去にはありましたが、保証されているわけではありません。
Q:中古でApple Watch SE(第1世代)を買うのはありですか?
A:筆者としては、現時点でこのモデルを中古購入することはあまりおすすめできません。すでにソフトウェアサポートが終了しており、これから長く使える製品とは言えないからです。同じ予算でも、もう少し新しいモデルを検討したほうが賢明でしょう。
まとめ
ここまで、Apple Watch SE(第1世代)の最新のサポート状況と、この先どれくらい使えるのかを解説してきました。
最後に、もう一度ポイントを整理しておきます。
Apple Watch SE(第1世代)の現状
- ソフトウェアアップデート(watchOS 11以降)は非対応
- ハードウェア修理は現時点でまだ受けられる
- 販売はすでに終了している
このまま使い続ける場合のリスク
- セキュリティリスクの増加
- 最新iPhoneとの連携トラブル
- 対応アプリの減少
買い替えの判断基準
- バッテリーが1日持たないなら、修理か買い替えを検討
- 修理費用(約15,800円)を払うなら、新型に乗り換えたほうがコスパがいい場合も
- 健康機能や常時表示が欲しいなら、買い替えの大きなメリットになる
Apple Watch SE(第1世代)は、発売から5年以上が経過した製品です。優れたコスパで多くのユーザーに愛されてきましたが、テクノロジー製品である以上、いつかはサポートが終了し、役目を終えるタイミングが訪れます。
今のあなたの使い方や目的に照らし合わせて、「このまま使い続けるか」「買い替えるか」を冷静に判断していただければと思います。
もし買い替えを検討されるなら、Apple Watch SE(第3世代)かApple Watch Series 10を候補にしてみてください。どちらもApple Watch SE(第1世代)からの乗り換え先として、満足度の高い選択肢になるはずです。


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