Surface Pro 5、今も使い続けているという方は少なくないでしょう。軽量で持ち運びやすく、ペン入力にも対応した便利なデバイスですよね。
でも、ふと「このPC、いつまで使えるんだろう?」と不安になったことはありませんか?
実は、Surface Pro 5の公式サポートはすでに終了しています。この記事では、サポート終了後にどんなリスクがあるのか、これからも使い続けるべきなのか、買い替えを検討するタイミングはいつなのかを、わかりやすく解説していきます。
Surface Pro 5のサポート終了はいつ?
まず結論からお伝えします。Surface Pro 5のドライバーおよびファームウェアのサポートは、2024年1月15日をもって終了しています。
Microsoftは公式のサポートライフサイクルポリシーにおいて、2021年1月1日より前にリリースされたデバイスについては、リリースから少なくとも4年間のサポートを提供すると定めています。Surface Pro 5は2017年6月に発売された製品ですから、このポリシーに沿った期間でサポートが提供されたことになります。
では、「サポートが終了した」というのは、具体的にどういう状態なのでしょうか。
サポート終了後もSurface Pro 5は使えるの?
はい、デバイス自体は引き続き使用できます。
Surface Pro 5の電源を入れれば、これまで通りWindowsを起動して作業を続けることは可能です。
ただし、「使える」ことと「安全に、快適に使える」ことは別の話です。サポートが終了すると、以下のようなアップデートが提供されなくなります。
- 新しいドライバーの更新
- ファームウェアのアップデート
つまり、ハードウェアとOSの間をつなぐ重要なプログラムが、今後一切更新されないということです。
Windowsのセキュリティアップデートはどうなる?
ここで少し誤解しやすいポイントがあります。サポートが終了したのは「Surface Pro 5というデバイス本体」に対するものです。
そのため、Windows 10のセキュリティアップデートについては、Windows 10自体のサポートが終了する2025年10月14日までは引き続き受け取ることができます。
重要なのはこの区別です。デバイスのサポートが終わっても、しばらくはOSのセキュリティ更新は続くので、すぐに使えなくなるわけではありません。
ただし、Windows 11については公式にはサポート対象外です。Surface Pro 5のCPUは第7世代インテルCoreプロセッサで、Windows 11の動作要件を満たしていないため、公式なアップグレードはできません。
サポート終了後にSurface Pro 5を使い続けるリスク
ここからが本題です。サポートが終了したデバイスを使い続けることには、いくつかのリスクが伴います。
セキュリティリスクの増加
ドライバーやファームウェアの更新が停止すると、新たに発見された脆弱性に対する修正が提供されなくなります。
例えば、ハードウェアレベルで悪用される可能性のあるセキュリティホールが見つかっても、Surface Pro 5ではそれが修正されることはありません。結果として、理論上は新しいマルウェアや攻撃手法に対して脆弱な状態が続くことになります。
「まだウイルス対策ソフトを入れているから大丈夫」と思うかもしれませんが、OSやアプリレベルでの対策だけでは防ぎきれないリスクも存在するという点には注意が必要です。
周辺機器やソフトウェアの互換性問題
新しいプリンターや外付けディスプレイ、周辺機器を購入したとき、最新のドライバーがSurface Pro 5に対応していない可能性があります。
また、新しいアプリケーションやソフトウェアのアップデートでも、動作が不安定になるケースが考えられます。開発者は最新の環境に合わせて製品を作るため、古いハードウェアでのテストは次第に行われなくなっていきます。
故障時の修理対応
メーカーサポートが終了しているため、故障した場合に修理を受け付けてもらえるかどうかは不透明です。たとえ修理を受け付けていても、部品の在庫がなくて対応できないということも十分に考えられます。
Surface Pro 5を使い続ける場合の注意点
それでも「もう少しだけ使い続けたい」という場合、以下のポイントに注意して運用することをおすすめします。
- 重要な情報の取り扱いを避ける:銀行口座やクレジットカード情報、仕事の機密データなどは、このデバイスで扱わないほうが安全です。
- 信頼できるセキュリティソフトを導入する:OS標準の防御機能に加えて、最新の脅威に対応したセキュリティソフトを入れておきましょう。
- オフラインでの作業に使う:インターネットに接続しない状態で、文書作成や閲覧などの限定的な用途に絞るのも一つの手です。
- 定期的なデータバックアップ:いつシステムが不安定になってもいいように、大切なデータは定期的に外部ストレージやクラウドにバックアップしておきましょう。
買い替えを検討するタイミングは?
では、いつ買い替えを検討すべきでしょうか。以下のような状態に当てはまる場合は、買い替えを真剣に考えたほうがよいでしょう。
- セキュリティを重視する仕事や取引に使っている
- 処理速度に不満を感じ始めている
- 新しいソフトウェアが動作しなくなってきた
- バッテリーの持ちが著しく悪くなった
- Windows 11の機能を使ってみたい
特に、オンラインバンキングやクレジットカード決済、仕事のメールなどを日常的に行うなら、セキュリティ面でのリスクを考慮して、早めの買い替えがおすすめです。
買い替えならどのモデルを選ぶ?
Surface Pro 5からの買い替えを検討するなら、現在販売中のSurface Proシリーズが選択肢になります。現行モデルは以下のような特徴があります。
- 最新のプロセッサ(インテルまたはSnapdragon)を搭載し、処理性能が大幅に向上
- AI機能(NPU)を活用した新しい体験が可能
- リフレッシュレート120Hzのなめらかなディスプレイ
- Thunderbolt 4ポートに対応し、高速データ転送や外部GPU接続が可能
- リリースから6年間の公式サポートが受けられる
ただし、モデルによってプロセッサの種類が異なるため、自分の使い方に合ったものを選ぶことが大切です。ゲームや重たい動画編集をするならインテルモデル、バッテリー持ちを重視するならSnapdragonモデルが向いているなど、目的によって最適な選択は変わります。
また、古いType Coverなどのアクセサリが新しいモデルで使えない場合もあるので、その点も確認しておきましょう。
よくある質問
Surface Pro 5はもう使えなくなるの?
いいえ、すぐに使えなくなるわけではありません。電源を入れればこれまで通り使えます。ただし、新しいドライバーやファームウェアの更新は提供されません。
Windows 11にアップグレードできますか?
公式にはできません。Surface Pro 5のCPUはWindows 11の要件を満たしていないため、Microsoftはアップグレードをサポートしていません。非公式にインストールする方法もありますが、動作保証はなく、すべて自己責任となります。
サポート終了後もセキュリティは大丈夫?
Windows 10のセキュリティアップデートは2025年10月14日まで受け取れます。しかし、デバイスレベルの脆弱性に対する修正は提供されないため、完全に安全とは言えません。特に重要な情報を扱う場合はリスクを理解したうえで利用する必要があります。
まとめ:Surface Pro 5の今後をどうするか
Surface Pro 5の公式サポートは2024年1月15日に終了しました。デバイス自体はまだ使えますが、セキュリティリスクや互換性の問題が徐々に顕在化してくるでしょう。
今後の選択肢としては、以下の3つが考えられます。
- リスクを理解したうえで使い続ける:サブ機やオフライン用途に限定し、重要なデータは扱わないようにする
- 買い替えを検討する:セキュリティやパフォーマンスを重視するなら、Surface Proの現行モデルへの乗り換えがおすすめ
- しばらく様子を見る:Windows 10のサポートが終了する2025年10月まではOSのセキュリティ更新が続くため、そのタイミングで判断する
どの選択肢を取るにしても、Surface Pro 5の現状を正しく理解したうえで、自分にとって最適な判断をしていただければと思います。大切なデータを守るためにも、セキュリティ面には十分注意して、快適なPCライフをお楽しみください。

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