Android 9.0は2026年現在もう使えない?サポート終了後のリスクと対策を解説

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Android 9.0(パイ)のサポートはもう終わっている

結論から言います。Android 9.0は、2026年現在、公式のセキュリティサポートが終了しています。

Googleが提供するセキュリティパッチの対象から外れており、新たな脆弱性が見つかっても修正されることはありません。

「まだスマホは動いているし、特に困っていない」という人もいるでしょう。でも、「動くこと」と「安全に使えること」は別の話です。

この記事では、Android 9.0がいつまで使えるのか、サポート終了後にどんなリスクがあるのか、そしてこれからどうすればいいのかを、わかりやすく説明していきます。

Android 9.0の現在の状況を確認する

いつリリースされたOSなのか

Android 9.0(コードネーム:Pie)は、2018年8月6日に正式リリースされました。

今から約8年前のOSです。スマートフォンの進化が速いことを考えると、かなり前のバージョンだと言わざるを得ません。

セキュリティパッチの提供はいつ終わったのか

Googleは毎月、Androidセキュリティアップデートを公開しています。

最新の情報(2025年9月時点)では、セキュリティパッチが提供されているのはAndroid 13、14、15、16です。Android 9.0はこのリストに含まれていません。

つまり、2025年9月までには、Android 9.0への公式なセキュリティアップデートは完全に終了していたと見られます。

複数の専門メディアでは、Android 9.0の実質的なサポート終了は2022年1月ごろと推測されています。そこからすでに4年以上が経過していることになります。

公式発表はあるのか

Googleは特定のバージョンについて「この日をもってサポート終了」と明確に発表するわけではありません。ただし、公式のセキュリティ速報で、どのバージョンにパッチが提供されているかを確認できます。

現時点でAndroid 9.0が対象外であることは、公式情報で確認済みの事実です。

Android 9.0を使い続けるリスクは何か

ここからが本題です。Android 9.0を使い続けると、具体的にどんなリスクがあるのでしょうか。

セキュリティリスクが極めて高い

最も大きなリスクは、サイバー攻撃に対して無防備になることです。

OSには、日々新しい脆弱性(セキュリティ上の穴)が見つかります。Googleはそれを塞ぐためのアップデートを配信してきましたが、Android 9.0にはもう届きません。

つまり、攻撃者が狙う穴が開いたままの状態で使い続けていることになります。

具体的には以下のような被害リスクが考えられます。

  • ウイルスやマルウェアへの感染
  • 個人情報や連絡先の漏洩
  • クレジットカード情報の窃取
  • スマホが乗っ取られる
  • 身に覚えのない課金被害

「今まで大丈夫だったから」というのは、リスクがない証明にはなりません。攻撃はいつやってくるかわからないからです。

主要アプリが順次使えなくなる

セキュリティだけでなく、アプリの互換性も問題になってきています。

アプリ開発者は、最新のOSに最適化したバージョンをリリースします。古いOSは徐々にサポート対象外になります。

すでに以下のような動きが出ています。

  • Chromeブラウザは、2025年8月頃にAndroid 9.0でのアップデートを停止したと報じられています。アップデートが止まると、新しいWebサイトが正しく表示されなくなる可能性があります。
  • 楽天モバイルのRakuten Linkは、2026年2月をもってAndroid 9.0でのサポートを終了しました。

LINEやYouTube、銀行アプリ、QRコード決済アプリなども、いつサポートを終了してもおかしくない状況です。突然、日常的に使っているアプリが使えなくなるリスクがあります。

パフォーマンスの低下や動作不良

新しいアプリは、最新のOSを前提に開発されています。古いOSではメモリ管理や処理の最適化がうまくいかず、動作が重くなったり、アプリが頻繁に落ちたりすることもあります。

楽天モバイルユーザーは特に注意

Android 9.0搭載端末を使っている方の中には、楽天モバイルのユーザーも多いでしょう。

Rakuten LinkがAndroid 9.0のサポートを終了したというのは、非常に大きなポイントです。Rakuten Linkは通話やSMSに必須のアプリですから、これが使えなくなるのは実質的にサービスを受けられなくなることを意味します。

楽天モバイルを使い続けるなら、Android 10以上が動作する端末への買い替えが事実上必須になっていると言えます。

「まだ使えている」という声の落とし穴

インターネット上には、サポート終了後も「問題なく使えている」という口コミがあります。

でも、それは「今のところ」動いているというだけでしかありません。

  • 気づかないうちにマルウェアが仕込まれている可能性
  • 個人情報がすでに流出しているのに気づいていない可能性
  • これから発生する新たな脆弱性にはまったく対応できない

ということを理解しておくべきでしょう。

口コミはあくまで「個人の体験」であり、セキュリティリスクを否定する根拠にはなりません。

これからどうすればいいのか

では、具体的にどう行動すればよいのでしょうか。選択肢を整理します。

選択肢1:新しいスマートフォンに買い替える

最も安全で確実な選択肢です。

Android 9.0の端末をメインで使うのは、もはやリスクが大きすぎます。最新のOSが搭載された端末に買い替えることを強くおすすめします。

特に、銀行アプリや決済アプリ、SNSを日常的に使う人は、早めの買い替えを検討したほうがよいでしょう。

買い替え時のポイントは以下の通りです。

  • セキュリティアップデートの提供期間が長いモデルを選ぶ(Google Pixelシリーズは長期サポートで知られています)
  • Android 14以降がプリインストールされているモデルを選ぶ
  • メーカーの公式サイトでサポート期間を確認する

選択肢2:インターネット非接続のサブ機として使う

どうしても今の端末に愛着がある、あるいは予算の都合で買い替えがすぐにできないという場合は、インターネットに接続しないサブ機として活用する方法もあります。

例えば以下のような使い方です。

  • 音楽プレーヤーとして使う
  • オフラインのゲーム機として使う
  • 電子書籍リーダーとして使う
  • カメラとして使う(撮影した写真は別の端末に移す)

ただし、Wi-Fiもオフにし、SIMカードも抜くことが大前提です。ネットに接続する限り、リスクはゼロになりません。

選択肢3:セキュリティアプリでカバーする

「セキュリティアプリを入れれば大丈夫では?」という疑問を持つ人もいるでしょう。

結論から言うと、セキュリティアプリだけではOSレベルの脆弱性を完全にカバーできません

セキュリティアプリはアプリレベルの脅威を検知することはできても、OSの根本的な穴を塞ぐことはできません。あくまでリスク軽減の補助手段にすぎません。

「セキュリティアプリを入れているから安心」という考え方は危険です。

よくある疑問

Q:Android 9.0のサポートが終了したらスマホは壊れますか?

A:いいえ、物理的に壊れるわけではありません。あくまでソフトウェア面でのサポートが終了するという意味です。しかし、セキュリティリスクが飛躍的に高まることは事実です。

Q:Chromeはもう使えないのですか?

A:現時点でも使える可能性はありますが、アップデートが停止しているため、新しいWebサイトの表示やセキュリティ面で問題が生じるリスクがあります。

Q:LINEはいつまで使えますか?

A:LINEの公式なサポート終了時期はまだ明確に発表されていません。ただし、いつ終了してもおかしくない状況です。LINEの公式情報を定期的に確認することをおすすめします。

Q:Android 9.0でもPayPayは使えますか?

A:2026年6月現在、PayPayがAndroid 9.0のサポートを終了したという公式発表は確認されていません。ただし、決済アプリは特にセキュリティが重視されるため、将来的にサポートが終了する可能性は十分にあります。

Android 9.0はいつまで使えるのか――最終結論

ここまでの内容をまとめます。

項目状況
公式セキュリティパッチ提供終了(2025年9月時点で対象外)
実質的なサポート終了時期2022年1月ごろと推測
現在の状態動くは動くが、安全ではない
メイン機としての推奨度非推奨
アプリのサポート状況順次終了が進んでいる

Android 9.0は、「物理的には動くけど、安全に使い続けられる期間はすでに過ぎている」 というのが正確な答えです。

いつまで使えるかではなく、「もうメインでは使うべきではない」 というフェーズに来ています。

買い替えを検討するなら、OSのサポート期間もチェックしよう

新しいスマートフォンを選ぶときは、価格やカメラ性能だけでなく、どれだけ長くセキュリティアップデートが提供されるかも重要な判断基準になります。

最近のAndroid端末は、メーカーによって以下のようなサポート期間を公表しています。

  • Google Pixelシリーズ:OSアップデート3年+セキュリティアップデート5年(機種による)
  • Samsung Galaxyシリーズ:OSアップデート4年+セキュリティアップデート5年(フラグシップモデル)
  • その他メーカー:機種によって大きく異なる

買い替えの際は、メーカーの公式サイトでサポート期間を必ず確認するようにしましょう。

まとめ

Android 9.0は、2026年現在、公式のセキュリティサポートが終了しており、メインのスマートフォンとして使い続けるのはリスクが大きすぎる状態です。

  • セキュリティアップデートはもう来ない
  • 主要アプリのサポートが順次終了している
  • 楽天モバイルユーザーはRakuten Linkが使えなくなった
  • 「まだ動いている」は安全の証ではない

新しい端末への買い替えが、最も確実で安全な選択肢です。

どうしてもすぐに買い替えられない場合は、インターネット接続をオフにしてサブ機として使うなど、リスクを最小化する工夫をしましょう。

あなたの大切な個人情報を守るためにも、Android 9.0からの卒業を、今すぐ検討してみてください。

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