「いま使っているガラケー、そろそろ使えなくなるって本当?」「古いiPhoneを使っているけど、いつまで大丈夫?」――そんな不安を抱えていませんか?
結論から言うと、ガラケー(3Gケータイ)は2026年3月末でほとんどの回線が使えなくなります。一方、古いiPhoneは「すぐに使えなくなる」わけではないものの、セキュリティ面でのリスクがじわじわと高まっているのが現実です。
この記事では、ガラケーと古いiPhoneが「いつまで使えるのか」を具体的に解説しながら、それぞれの状況に合った「次の一手」をわかりやすく整理しました。
そもそも「ガラケー」と「iPhone」では使える期限の意味が違う
一口に「いつまで使えるか」と言っても、ガラケーとiPhoneでは事情がまったく異なります。
- ガラケー(3Gモデル) は「通信回線そのものが止まる」ので、物理的に使えなくなる
- 古いiPhone は「通信回線は使える」が、ソフトウェアのサポートが段階的に終了する
つまり、ガラケーは「ある日突然、圏外になってしまう」のが現実的なリスク。iPhoneは「使おうと思えば使えるけど、だんだん危なくなっていく」というのが正しい理解です。
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
ガラケー(3Gケータイ)はいつまで使える?キャリア別の終了日を確認
まずはガラケー(フィーチャーフォン)のうち、3G回線を使っている古いモデルについてです。
日本の各キャリアは、3Gサービスの終了(停波)をすでに発表しています。
| キャリア | 3Gサービス終了日 |
|---|---|
| NTTドコモ | 2026年3月31日 |
| au(KDDI) | 2022年3月31日(終了済み) |
| ソフトバンク | 2024年4月15日(終了済み) |
すでにauとソフトバンクの3Gサービスは終了しています。そして、NTTドコモの3Gサービスも2026年3月31日で終了します。
つまり、現在3Gのガラケーを使っている方は、2026年3月末までしか使えないと考えておいたほうがよいでしょう。
3Gが終了すると何が起こるの?
3G回線が止まると、その回線に依存しているガラケーでは、以下のようなことができなくなります。
- 電話(発信・着信)
- メール(SMS・キャリアメール)
- インターネット接続(iモード、EZweb、Yahoo!ケータイなど)
つまり、通信機能がすべて使えなくなるということです。もちろん、緊急通報(110番、119番)も原則として使えなくなります(一部のエリアでは4G/5G網に切り替わる場合もありますが、確実ではありません)。
ドコモの3Gが終了したらどうすればいいの?
NTTドコモの3Gサービスが終了したあとも、今のガラケーをそのまま使い続けることはできません。次のいずれかの選択肢を検討する必要があります。
- VoLTE対応の「ガラホ(4Gケータイ)」に機種変更する
- スマートフォンに乗り換える
- 他社(楽天モバイルなど)のサービスに乗り換える(ただし、端末自体は買い替えが必要な場合が多い)
「ガラケーの操作性が好きだから、そのままの形で使い続けたい」という方は、VoLTE対応のガラホが有力な選択肢になります。ただし、ガラホは「見た目はガラケーだけど中身はAndroid」という製品が多く、従来のガラケーとはできることが少し違います。
古いiPhoneはいつまで使える?「サポート終了」の仕組みを理解する
次に、古いiPhoneを使っている方向けの話です。
iPhoneの「使える期限」は、大きく分けて2つのサポート期間で考える必要があります。
- iOSアップデート(ソフトウェアサポート) の期間
- 修理サポート(ハードウェアサポート) の期間
それぞれ見ていきましょう。
iOSアップデートはいつまで受けられる?
Appleは毎年、新しいメジャーバージョンのiOSを発表します。新しいiOSは、最新のiPhoneに最適化されているため、古いモデルは徐々にサポート対象外になっていきます。
たとえば、2026年6月現在の状況は以下のようなイメージです。
- iOS 26 は、iPhone 11以降がサポート対象(iPhone XRは対象外)
- iPhone XR の最終iOSバージョンは iOS 18 になると見られている
つまり、iPhone XRはiOS 18でアップデートが止まり、その先の新しい機能は使えなくなります。
ただし、ここで注意したいのが 「iOSアップデートが終了=すぐに使えなくなる」わけではない という点です。
iOS 18がサポート対象外になっても、iPhone XR自体は電話もアプリも使えます。ただし、セキュリティアップデートも将来停止する可能性が高いので、使い続けるほどリスクが高まっていく、というのが正しい理解です。
セキュリティアップデートはどのくらい続くの?
iOSのメジャーアップデートが終了しても、しばらくはセキュリティアップデートが提供されるケースがあります。
たとえば、iPhone 6s(2015年発売)には、2026年5月時点で iOS 15.8.8 というセキュリティアップデートが配信されていました。
つまり、メジャーアップデート(iOS 16以降)は対象外でも、緊急性の高い脆弱性対策については、古いiOSでも提供されることがあるのです。
しかし、これも永遠に続くわけではありません。Appleは通常、発売から7〜8年程度を目安に、すべてのソフトウェアサポートを終了する傾向があります。
修理サポートはいつまで受けられる?
Appleには「ビンテージ製品」「オブソリート製品」という区分があり、これによって修理サポートの有無が決まります。
- ビンテージ製品:販売終了から5年以上7年未満。修理は部品在庫が限られており、受けられない場合がある
- オブソリート製品:販売終了から7年以上。原則として修理は一切受けられない
たとえば、iPhone XS / XR(2018年発売)は、2026年時点で販売終了から約7年が経過しつつあり、オブソリート(修理不可)に近づいている状況です。
つまり、古いiPhoneは「使えなくなる」前に「修理できなくなる」 というのが現実的な課題です。
iPhoneを使い続けるリスクとは?
iOSアップデートが終了し、セキュリティアップデートも途絶えたiPhoneを使い続けると、以下のようなリスクが高まります。
- ウイルスやマルウェアに感染しやすくなる
- 個人情報(クレジットカード、パスワードなど)が漏洩するリスク
- 最新のアプリが対応しなくなり、使えなくなる
- 不具合が発生しても修理に出せない
「まだ動いているから大丈夫」と思っていると、ある日突然、大事なデータを失ったり、不正アクセスの被害に遭ったりする可能性があります。
ガラケー・古いiPhoneを使い続けるなら、今すぐ確認すべき3つのこと
ここまで読んで、「やっぱりそろそろ準備を始めないと」と思われた方も多いでしょう。
今すぐ確認しておきたいポイントを3つにまとめました。
① 自分の端末が「3G」か「4G(VoLTE)」かを確認する
ガラケーを使っている方は、まず自分の端末が3Gモデルか、VoLTE対応の4Gモデルかを確認してください。
- 画面の電波表示が「3G」なら → 3Gモデル(2026年3月末で使えなくなる)
- 画面の電波表示が「LTE」または「4G」なら → VoLTE対応モデル(継続利用可能な場合が多い)
ドコモの3Gサービス終了後も、VoLTE対応のガラホは引き続き使えます。ただし、古い3G専用のガラケーは必ず使えなくなるので、早めの対応が必要です。
② 自分のiPhoneが「どのiOS」までサポートされるか調べる
iPhoneユーザーは、[設定] → [一般] → [情報] から「モデル名」を確認し、その機種が最新のiOSに対応しているかを調べてみてください。
もし最新iOSのサポート対象外になっているなら、そろそろ買い替えを検討したほうがよいタイミングです。
③ バッテリーの状態をチェックする
古いiPhoneの場合、バッテリーが劣化していると、突然シャットダウンしたり、パフォーマンスが大きく低下することがあります。
[設定] → [バッテリー] → [バッテリーの状態] で最大容量を確認し、80%を下回っている場合は交換を検討したほうがよいでしょう。
ただし、オブソリートに近いモデルは正規修理が受けられなくなる可能性があるので、早めにApple正規サービスプロバイダまたは総務省登録修理業者に相談することをおすすめします。
ガラケー・古いiPhoneからの乗り換え先はどう選ぶ?
「そろそろ買い替えなきゃ」と思ったとき、次に悩むのは 「何に乗り換えればいいのか」 です。
大きく分けて、以下の3つの選択肢があります。
選択肢1:ガラホ(4Gケータイ)
見た目や操作性はガラケーそのままで、VoLTE対応の4G通信を使える端末です。
- メリット:テンキー操作に慣れている人でも使いやすい。月額料金がスマホより安い場合がある
- デメリット:Androidベースだがアプリの自由度が低い。LINEなど一部アプリは使えても、Google Playストアが使えないモデルが多い
- 向いている人:通話とメールが中心で、スマホの操作に不安がある人
- 向いていない人:SNSや動画視聴、ネットショッピングを快適に楽しみたい人
選択肢2:スマートフォン(iPhoneなど)
最新のアプリやインターネットをフルに活用できる端末です。
- メリット:LINE、地図、決済、カメラなど何でもできる。画面が大きく見やすい
- デメリット:操作に慣れが必要。本体代や月額料金が高くなりがち(ただし格安SIMを選べば抑えられる)
- 向いている人:インターネットやアプリを積極的に使いたい人
- 向いていない人:シンプルな操作性を最重視する人
選択肢3:スマホ+格安SIM
スマートフォンに乗り換えるとき、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)ではなく、格安SIM(MVNO)を選ぶという手もあります。
- メリット:月額料金を大幅に抑えられる場合がある
- デメリット:サポート体制がキャリアより手薄な場合がある。通信速度が混雑時に遅くなることがある
- 向いている人:コストを抑えつつスマホを使いたい人
「スマホは料金が高い」というイメージを持っている方も多いですが、格安SIMと組み合わせれば、ガラケー時代とそれほど変わらない月額料金に収めることも不可能ではありません。
【よくある質問】ガラケー・iPhoneの「いつまで」に関する疑問
Q. ガラケーが使えなくなったら、電話番号はどうなるの?
同じ電話番号を引き継げます(MNP番号ポータビリティ)。機種変更や他社への乗り換えの際に、手続きを行えば番号をそのまま使えます。
Q. 古いiPhoneでも、緊急通報(110番・119番)は使える?
使える可能性は高いですが、保証されません。特に、iOSが古く、セキュリティパッチが適用されていない場合は、通信モジュールの不具合などで正常に動作しないリスクもあります。緊急時に備えて、できるだけ最新の状態にしておくことをおすすめします。
Q. バッテリー交換だけで、もう少し古いiPhoneを使い続けても大丈夫?
バッテリー交換は有効な延命策です。ただし、セキュリティアップデートが終了したモデルは、使い続けるほどリスクが高まります。バッテリー交換は「あと1〜2年使いたい」という場合のつなぎの手段として考え、長期的には買い替えを検討したほうが安心です。
Q. ガラホならLINEは使えるの?
機種によりますが、使える場合が多いです。ただし、ガラホはAndroidベースながらも、アプリのインストールに制限があるモデルがほとんどです。LINEはプリインストールされていたり、専用のストアからダウンロードできたりしますが、スマホのように自由にアップデートできるわけではない点に注意が必要です。
まとめ|ガラケー・古いiPhoneは「いま」が行動のタイミング
ガラケー(3Gモデル)は、2026年3月末でNTTドコモのサービスが終了し、実質的に「使える期間」は残りわずかです。
古いiPhoneは、iOSアップデートと修理サポートが段階的に終了しており、「使おうと思えば使える」状態が続いていますが、セキュリティリスクは確実に高まっています。
どちらのケースでも、「まだ動いているから」と先延ばしにするのは危険です。
- ガラケーを使っているなら → まずは3GかVoLTE対応かを確認する
- 古いiPhoneを使っているなら → iOSのサポート状況とバッテリー状態をチェックする
そのうえで、ガラホ、スマートフォン、格安SIMといった選択肢を比較しながら、自分に合った次の1台を検討してみてください。
「いつまで使えるか」という不安を抱えたまま使い続けるより、今のうちに計画的に次の選択肢を準備するほうが、きっと安心して暮らせるはずです。


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