「Galaxy S10+、まだ使えるのかな……」。そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
2019年に発売されたGalaxy S10+は、当時のフラッグシップモデルとして高い人気を誇りました。発売から7年が経過した2026年現在、メインのスマホとして使い続けられるのかどうか、気になるところです。
この記事では、Galaxy S10+の現在の使用可能状況、注意点、そして買い替えを検討する場合の判断材料をまとめました。「もう少し使い続けたい」「中古で購入しようか迷っている」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
Galaxy S10+は今も現役で使える?
まず結論から言うと、Galaxy S10+は2026年現在でも「使おうと思えば使える」端末です。
ただし、いくつかの大きな制約やリスクがあることも事実。快適に使い続けるためには、以下のポイントをしっかり理解しておく必要があります。
最大の注意点は、この機種が5Gに対応していないことです。Galaxy S10+はハードウェア面でもソフトウェア面でも5Gをサポートしておらず、公式のアップデートによって後から5Gが使えるようになることもありません。これは、単に通信速度が遅いという問題ではなく、今後の通信環境の変化に対応できないという点で深刻です。
また、ソフトウェアサポートの面でも注意が必要です。Galaxy S10+のOSアップデートはAndroid 12(One UI 4.1)で終了している可能性が高く、セキュリティパッチの提供も段階的に終了に向かっています。セキュリティアップデートが終了すると、新たな脆弱性が発見されても修正されない状態が続くことになり、個人情報の流出やウイルス感染のリスクが高まります。
Galaxy S10+を選ぶ前に知っておきたいデメリット
ここからは、Galaxy S10+を今あえて使う、あるいは中古で購入する場合のデメリットを整理します。
5Gに非対応
繰り返しになりますが、Galaxy S10+は4G(LTE)専用モデルです。韓国など一部市場で発売された「S10 5G」というモデルは別物で、S10+とは名前が似ていますが全くの別端末。S10+を購入する際は、必ずモデル名を確認しましょう。
2026年現在、日本の通信キャリアは5Gのエリア拡大を進めており、今後は4Gのみの端末では通信速度で不利になる場面が増えていくことが予想されます。
OSアップデートとセキュリティパッチが終了済みまたは間近
前述の通り、OSのメジャーアップデートはほぼ終了。セキュリティパッチについても、すでに提供が終了しているか、終了が目前に迫っています。
サポートが終了した端末をメインで使い続けるのは、特にネットバンキングやクレジットカード決済、スマホ決済などを利用するユーザーにとってはリスクが大きいと言わざるを得ません。
中古市場では個体差が大きい
新品での流通はほぼ終了しているため、入手するなら中古市場が中心になります。中古品は個体差が非常に大きく、特にバッテリーの劣化状態は大きな問題です。
また、中国のECサイトなどを中心に「換屏機(かんぺいき)」と呼ばれる液晶パネル交換済みの中古品が出回っています。画面が割れた個体を安価な非純正パネルで修理したもので、以下のようなリスクがあります。
- 超音波指紋認証センサーが正常に動作しない
- 純正パネルに比べて発色や輝度が劣る
- 防水性能が失われている
- タッチの反応が悪い
中古で購入する場合は、状態をよく確認し、信頼できる販売店を選ぶことが非常に重要です。
それでもGalaxy S10+が向いている人
デメリットが多いように見えますが、状況によってはGalaxy S10+が「選択肢」になるケースもあります。以下のような用途を想定している場合は、検討してもよいでしょう。
- サブ機として使いたい:メイン機とは別に、Wi-Fi専用や音楽プレーヤー代わりとして使う
- 子ども用の初めてのスマホとして:高性能で安価な中古機はコストパフォーマンスが高い
- 予算を極力抑えたい:状態によっては1万円台でも入手できることがある
- 高性能な有機ELディスプレイを重視する:7年前の端末とは思えないほど美しい画面は、今見ても十分な品質です
一方で、以下のような方はGalaxy S10+の購入や継続利用をおすすめしません。
- 5Gの高速通信を日常的に使いたい人
- 長期間(2年以上)安心してメイン機として使い続けたい人
- 最新のゲームアプリを高画質で楽しみたい人
- メーカー保証や修理サポートを重視する人
- セキュリティに不安を感じたくない人
Galaxy S10+に関するよくある疑問
ここでは、Galaxy S10+を検討する際によく寄せられる疑問に答えていきます。
Q. Galaxy S10+は5Gに対応していますか?
いいえ、対応していません。S10+はQualcomm Snapdragon X24 LTEモデムを搭載しており、5G通信に必要なモデムやアンテナを備えていません。5G対応モデルをお探しの場合は、「Galaxy S10 5G」という別モデルを探す必要がありますが、こちらも現在ではかなり古い端末であることに注意してください。
Q. バッテリーは交換できますか?
サムスンの正規サービスセンターで有償交換が可能な場合があります。ただし、発売から7年が経過しているため、部品の在庫がない可能性もあります。交換を検討する場合は、事前に正規サポートに問い合わせてみることをおすすめします。
Q. もうすぐ完全に使えなくなりますか?
すぐに使えなくなるわけではありません。しかし、セキュリティリスクは日々高まっているという認識を持っておくべきでしょう。また、アプリの動作要件が上がり、次第に使えなくなるアプリが出てくる可能性も考えられます。
Galaxy S10+の代替機種を検討するなら
もしGalaxy S10+の買い替えを検討しているなら、以下のような選択肢があります。
- 最新のミッドレンジモデル:Galaxy Aシリーズなど。5G対応でバッテリー持ちも良く、コストパフォーマンスに優れています。
- ワンランク上の旧型フラッグシップ:Galaxy S20シリーズ以降の中古品。S10+よりは新しいので、5G対応やソフトウェアサポートの面で有利です。
- 他社のミッドレンジ~エントリーモデル:Google PixelシリーズやXperiaのエントリーモデルなど、目的に合わせて選択肢を広げてみましょう。
どの機種を選ぶにしても、5G対応の有無とメーカーサポート期間(セキュリティパッチの提供予定期間)は必ずチェックするようにしてください。
まとめ:Galaxy S10+の使用判断は「リスクと目的」で決める
Galaxy S10+は、2026年現在でも「使える」端末です。ただし、以下のリスクを理解したうえで、自分の目的に合うかどうかを冷静に判断することが大切です。
- 5G非対応:今後の通信環境に取り残される可能性がある
- サポート終了間近:セキュリティリスクが高まる
- 中古品の品質リスク:特に「換屏機」には注意が必要
もし「サブ機として安価で済ませたい」「子どものスマホデビュー用にコスパの良い機種が欲しい」という目的なら、選択肢のひとつになり得ます。一方で「メイン機として長く安心して使いたい」という場合は、買い替えを検討したほうが無難でしょう。
いずれにしても、中古で購入する際は状態をよく確認し、信頼できる販売店を選ぶことを忘れずに。そして、セキュリティ面でのリスクを十分に理解したうえで、自分にとって最適な判断をしてくださいね。

コメント