「まだ使えるけど、そろそろ買い替えを考えたほうがいいのかな?」
そんなふうに感じながら、ASUS ZenFone 3を使い続けている方は少なくありません。
実際に、2026年現在でもZenFone 3を日常使いしている人はいます。でも、その「使える」にはいくつかの注意点があって、知らずに使い続けると思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。
この記事では、ZenFone 3の公式サポート状況や、2026年時点での動作の実情、そして「いつまで使えるのか」という疑問に対する答えを整理しました。買い替えのタイミングに迷っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
ZenFone 3の公式サポートはすでに終了している
まず、いちばん重要な事実からお伝えします。
ZenFone 3は、すでにASUSの公式サポート期間が終了しています。
ASUSは公式サポートページで製品ごとのサポート状況を公開していますが、ZenFone 3はそのリストに含まれておらず、サポート終了(EOS:End of Service)製品として扱われています。
具体的には、以下のサポートが終了しています。
- OSのバージョンアップデート(最終はAndroid 8.0)
- セキュリティパッチの定期的な提供
- 公式サポート窓口でのソフトウェア関連のサポート
ZenFone 3が発売されたのは2016年10月のことですから、発売からすでに約10年が経過しています。Androidスマートフォンとしては、かなり長く使われてきたモデルだと言えるでしょう。
最終OSバージョンはAndroid 8.0
ZenFone 3で利用できる最終的なOSバージョンは、Android 8.0(Oreo) です。
Android 8.0自体は2017年にリリースされたOSで、現在の最新OSと比べると大きくバージョンが離れています。このことが、2026年現在の使い勝手に大きく影響しています。
サポート終了後に使い続けるリスクとは?
「サポートが終了しても、今まで通り使えるんじゃないの?」と思うかもしれません。
確かに、物理的に電源が入ってアプリが起動するのであれば、使えないことはありません。でも、サポート終了後に使い続けるにはいくつかのリスクがあります。
セキュリティリスクが高まる
いちばん気をつけたいのがセキュリティ面のリスクです。
セキュリティアップデートが提供されなくなると、新たに見つかった脆弱性(ぜいじゃくせい)に対する修正が行われなくなります。つまり、悪意のある攻撃に対して無防備な状態が続くことになります。
特に、以下のような使い方をしている場合は注意が必要です。
- ネットバンキングやクレジットカード情報の入力
- 重要な個人情報のやり取り
- 身に覚えのないアプリのインストール
- 公共のWi-Fiの利用
セキュリティリスクを完全にゼロにはできませんが、少なくともアップデートが続いている端末を使うほうが安全です。
主要アプリが動かなくなる可能性がある
Androidのバージョンが古くなると、アプリの開発元がそのバージョンへの対応を終了することがあります。
たとえば、国内で多くの人が使っているメッセージアプリなどは、Android 8.0以上を推奨環境としているケースが増えています。現在はまだ動作していても、今後アップデートのたびに動作対象から外れる可能性が高まります。
アプリが突然使えなくなると、日常の連絡手段に支障が出ることも考えられます。
動作が重くなることがある
ZenFone 3のハードウェアスペックは、発売当時のミドルレンジとしては十分な性能でした。
- Snapdragon 625プロセッサ
- メモリ 3GBまたは4GB
- ストレージ 32GBまたは64GB
しかし、2026年現在のアプリは当時よりも高機能で、処理負荷も大きくなっています。その結果、アプリの起動が遅くなったり、動作がカクついたりするケースが増えています。
ユーザーの口コミを見ても、「動作が重くなった」「バッテリーの持ちが悪くなった」という声が多く見られます。
2026年にASUSのスマホ事業で起きたこと
2026年1月、ASUSはスマートフォンの新モデル開発を無期限休止することを発表しました。
これは、ZenFoneシリーズやROG Phoneシリーズの新作が今後しばらく登場しない可能性が高いことを意味します。一方で、既存ユーザーへのサポートは継続される見通しとされています。
この発表がZenFone 3に直接影響するわけではありませんが、ASUSのスマホ事業全体の流れを知っておくことは、買い替えを検討するうえでの判断材料のひとつになるでしょう。
ZenFone 3はどんな人に向いている?
ここまでの話を踏まえると、ZenFone 3の使い続け方は、使う人の目的によって大きく変わります。
こんな使い方なら今も使える
- 通話やSMSがメイン
- 緊急用のサブスマホとして使う
- ワンセグやFMラジオとして使う
- 子どものおもちゃ代わりに使う
- Wi-Fi専用の音楽プレイヤーとして使う
これらのように、限定的な用途に絞って使うのであれば、ZenFone 3でも十分役割を果たせます。特に、メインのスマホとは別に持っておくサブ端末としては、まだ活用できるでしょう。
こんな人は買い替えを検討したほうがいい
- メインのスマホとして毎日使っている
- ネットバンキングやECサイトで買い物をする
- SNSや動画視聴をよくする
- ゲームアプリを楽しみたい
- 仕事や連絡手段として安心して使いたい
- カメラの画質にこだわりがある
- バッテリーの持ちが悪くなってきた
これらの使い方をしている場合、ZenFone 3ではストレスを感じる場面が増えているはずです。特にセキュリティ面を考えると、早めの買い替えをおすすめします。
ZenFone 3から買い替えるならどんな機種がいい?
「そろそろ買い替えようかな」と思ったときに、気になるのはどの機種にすればいいかですよね。
ASUSのスマホを引き続き使いたいのであれば、以下のような選択肢があります。
Zenfone 10
Zenfone 10は2023年に発売されたモデルで、コンパクトなボディに高性能なSnapdragon 8 Gen 2を搭載しています。
- 5.9インチディスプレイで片手操作しやすい
- カメラ性能が大幅に向上
- セキュリティアップデートは2027年まで提供予定
ZenFone 3からの乗り換えで「大きすぎるのは嫌だ」という方には、このサイズ感がちょうどいいでしょう。
Zenfone 12 Ultra
Zenfone 12 Ultraは2025年に発売されたフラッグシップモデルです。
- 6.7インチの大画面ディスプレイ
- 最新のSnapdragon 8 Eliteチップセット
- トリプルカメラで高画質な写真が撮れる
- セキュリティアップデートは2030年まで提供予定
大画面で動画やゲームを楽しみたい方、カメラ性能を重視する方に向いています。価格は14万9800円〜と高めですが、長く使える端末を探している方には有力な選択肢です。
なお、ASUSはスマホの新モデル開発を無期限休止する方針のため、Zenfone 10やZenfone 12 Ultraが実質的な最終モデルとなる可能性が高い点は知っておいてください。
ZenFone 3に関するよくある疑問
Q. まだ使えますか?
A. 使えなくはないですが、リスクを伴います。
通話や軽いアプリの利用程度であれば、現時点でも動作します。ただし、セキュリティアップデートが提供されていないことや、アプリの対応状況が変わる可能性があることを理解したうえで使う必要があります。
Q. いつまで使えますか?
A. 明確な期限はありませんが、アプリのサポート次第でいつ使えなくなってもおかしくありません。
OSバージョンが古いため、主要アプリのアップデートで動作対象から外れるリスクが常にあります。また、バッテリーの劣化が進んでいる個体も多いため、ハードウェア面でのトラブルも起こりやすくなっています。
Q. 中古で買うのはありですか?
A. あまりおすすめしません。
すでにサポートが終了している端末をあえて購入するメリットはほとんどありません。安価なスマホを探すなら、最新のエントリーモデルや、まだサポート期間が残っている中古モデルを選んだほうが安心です。
まとめ:ZenFone 3の使い続け方は目的次第。判断材料をしっかり確認しよう
ZenFone 3は、発売から約10年が経過し、公式サポートも終了しています。
- セキュリティリスクがある
- アプリの動作対象から外れる可能性がある
- 動作が重くなっている
- バッテリーが劣化している個体が多い
これらの点を踏まえると、メインのスマホとして使い続けるのはそろそろ限界と言わざるを得ません。
一方で、通話専用やサブ機として使うのであれば、まだ役割を果たせる場面はあります。
大切なのは、自分がZenFone 3に何を求めているのかを整理することです。
- 日常的に安心して使いたいのか
- 限定的な用途でOKなのか
- コストを抑えたいのか
- 最新機能を楽しみたいのか
もし買い替えを検討するなら、Zenfone 10やZenfone 12 Ultraのような選択肢をチェックしてみてください。サポート期間や価格、サイズ感を比較しながら、自分の使い方に合った一台を選ぶとよいでしょう。
価格やスペックは変更される場合があるので、購入前に必ず公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。

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