「売ってないです」って、英語でどう言えばいいんだろう?
お店で欲しい商品を探しているとき、レストランでメニューにないものを聞かれたとき、ECサイトで在庫切れの商品を見たとき――日本語では全部「売ってないです」で通じちゃいますよね。
でも英語だと、状況によってピッタリな表現が変わってくるんです。
この記事では、「売ってないです」を英語で伝えるための正しいフレーズを、シチュエーション別に整理してご紹介します。これで「伝わらなかったらどうしよう…」という不安も解消されますよ。
「売ってないです」を英語で伝えるときの基本ルール
英語で「売ってないです」を伝えるときのカギは、「なぜ売ってないのか」を明確にすることです。
日本語の「売ってないです」には、実はいくつかの意味が隠れています。
- 品切れで今はない
- 在庫が一時的にない
- そもそもその店では取り扱っていない
- 販売が終了した
- 季節外れで扱っていない
英語では、これらの状況ごとに違う表現を使い分けるのが自然なんです。
もっとも汎用性が高い「not available」
「売ってないです」の英語表現で、まず覚えておきたいのが 「not available」 です。
これは「利用できない」「入手できない」という意味で、品切れ・在庫切れ・販売終了・季節外れなど、あらゆる「売ってない」状況に使える便利なフレーズです。
使い方はとってもシンプル。
- The product is not available.(その商品は入手できません)
- This size is not available.(このサイズはありません)
- It’s not available at this store.(この店舗では扱っていません)
「not available」の良いところは、理由を具体的に言わなくても「今は手に入らない」と伝わる点。とりあえず「売ってないです」と伝えたいときの最強の選択肢です。
ただ、理由までは伝わらないので、相手が「いつ入るの?」「もう入らないの?」と聞いてくる可能性はあります。
完売・売り切れなら「sold out」
「売り切れました」「完売しました」という場合は 「sold out」 を使います。
- The tickets are sold out.(チケットは完売しました)
- We’re sold out of that model.(そのモデルは売り切れです)
- It’s completely sold out.(完全に売り切れました)
「sold out」には「もう手に入らない」というニュアンスが含まれます。
限定商品やイベントチケットなど、再入荷の見込みがない・少ない場合に特に適した表現です。一時的な品切れにも使えますが、相手によっては「もう二度と入荷しないのかな?」と受け取られる可能性もあるので注意が必要です。
在庫切れなら「out of stock」
「在庫がありません」「現在品切れ中です」という場合は 「out of stock」 を使います。
- This item is out of stock.(この商品は在庫切れです)
- We’re currently out of stock.(現在在庫が切れています)
- It’s out of stock online.(オンラインでは在庫切れです)
「out of stock」は「sold out」と似ていますが、基本的に一時的な在庫切れを表すニュアンスがあります。
「また入荷する予定です」という期待を持たせられる表現です。ECサイトでよく見かける「在庫切れ」の表示も、英語ではこの「out of stock」が使われます。
取り扱いがないなら「We don’t sell~」
そもそもその店でその商品を扱っていない場合は 「We don’t sell~」 がシンプルで明確です。
- We don’t sell that brand.(そのブランドは扱っていません)
- We don’t sell organic products.(オーガニック製品は扱っていません)
- We don’t sell that model anymore.(そのモデルはもう販売していません)
「We don’t sell~」は「売っていない」という一番ストレートな表現。でも「売っていない」の理由が「取り扱いがない」ことに限定される点がポイントです。
「残念ながら」のニュアンスを加えたいとき
「売ってないです」と伝えるとき、「残念ながら」という気持ちを添えたいこともありますよね。
そんなときは 「unfortunately」 や 「I’m sorry」 を前に置くだけで、優しい印象になります。
- Unfortunately, it’s not available.(残念ながら、それは取り扱っていません)
- I’m sorry, but it’s sold out.(申し訳ありませんが、売り切れです)
- Unfortunately, we’re out of stock at the moment.(残念ながら、現在在庫が切れています)
この一言があるだけで、相手への配慮が伝わります。特に店員さんに聞くときや、お客さんに伝えるときは、ぜひ付け加えてみてください。
主語は「We」か「商品名」かで印象が変わる
「売ってないです」を英語で伝えるとき、主語を何にするかも大事なポイントです。
「We」を主語にする場合
- We don’t have it in stock.(在庫はありません)
- We’re sold out.(売り切れました)
店側の事情や在庫状況を伝えるニュアンスになります。「あいにくウチでは…」といった感じです。
「商品」を主語にする場合
- The item is out of stock.(その商品は在庫切れです)
- That size is not available.(そのサイズはありません)
客観的な状況を伝えるニュアンスになります。よりフォーマルな印象です。
ビジネスメールなどでは商品を主語にしたほうが丁寧に聞こえるので、使い分けてみてください。
実際の会話で使えるフレーズ集
ここまで紹介した表現を、実際の会話ではどう使えばいいのか。具体例をいくつかご紹介します。
店舗で聞く場合
- Excuse me, do you have this in size M?(すみません、これはMサイズありますか?)
→ I’m sorry, it’s out of stock.(申し訳ありません、在庫切れです) - Do you sell organic coffee beans?(オーガニックコーヒー豆は扱っていますか?)
→ No, we don’t sell that.(いいえ、それは扱っていません)
レストランで聞く場合
- Do you have any vegan options?(ヴィーガンのメニューはありますか?)
→ We don’t have vegan options available today.(本日はヴィーガンメニューはありません) - Is the lunch set still available?(ランチセットはまだありますか?)
→ Unfortunately, it’s sold out for today.(残念ながら、本日は売り切れました)
ECサイトや電話での問い合わせ
- Is this still available?(これはまだ購入できますか?)
→ That product is currently out of stock.(その商品は現在在庫切れです) - I’d like to order the blue one.(青いものを注文したいです)
→ I’m sorry, the blue one is not available right now.(申し訳ありません、青いは現在ありません)
よくある疑問:「sold out」と「out of stock」はどう違うの?
この2つ、よく似ていますがニュアンスが異なります。
| 表現 | 意味 | ニュアンス |
|---|---|---|
| sold out | 完売・売り切れ | 再入荷の見込みが少ない・ない場合に使う |
| out of stock | 在庫切れ | 一時的な品切れ。再入荷の可能性がある場合に使う |
ただし、ネイティブの会話ではそこまで厳密に使い分けられていないこともあります。大きな間違いではないので、まずは「not available」で伝えるのが無難かもしれませんね。
「売ってないです」の英語表現をマスターするためのポイント
最後に、この記事の内容をおさらいしておきましょう。
| 状況 | おすすめの英語表現 |
|---|---|
| とりあえず「売ってない」と伝えたい | not available |
| 完売・売り切れの場合 | sold out |
| 在庫切れ(再入荷あり)の場合 | out of stock |
| そもそも取り扱いがない場合 | We don’t sell~ |
| 残念な気持ちを添えたい場合 | Unfortunately / I’m sorry を前に付ける |
| フォーマルに伝えたい場合 | 商品を主語にする |
「売ってないです」を英語で伝えるときは、状況に合った表現を選ぶことが何より大切です。
最初は「not available」を覚えておけば、ほとんどの場面で対応できます。そこから徐々に「sold out」「out of stock」「We don’t sell~」を使い分けられるようになると、より自然な英会話ができるようになりますよ。
「伝わらなかったらどうしよう」と不安になる気持ち、よくわかります。でも、どの表現も間違いではありません。大事なのは、相手に伝えようとする気持ちです。
この記事で紹介したフレーズを、実際の会話やメールでぜひ使ってみてください。きっとあなたの英語でのコミュニケーションが、もっとスムーズになりますよ。

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