Nintendo Switch 2は2025年6月5日に世界同時発売されましたが、実はすべての国で公式に販売されているわけではありません。この記事では、Nintendo Switch 2が公式に発売されない、または発売が見送られた国・地域をまとめるとともに、日本国内でもモデルによって「買えない」ケースがある理由を解説します。海外在住の方や、これから購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
Nintendo Switch 2が公式に販売されない国は?
Nintendo Switch 2の公式販売地域は、任天堂の主要市場である北米、ヨーロッパ、オセアニア、アジアの一部が中心となっています。その一方で、以下の地域では公式発売が見送られたり、初回発売国に含まれていないことが複数の専門メディアで報じられています。
中国
任天堂は中国市場向けの公式発売を行わないことを表明しています。これは、中国のゲーム機市場における規制やビジネス環境を総合的に判断したものと見られています。なお、香港バージョンのNintendo Switch 2は存在しており、香港では3,450香港ドルでの販売が確認されています。
南米・中米の多くの国
ゲームメディアの報道によると、中米・カリブ海諸国(約25か国)および南米の一部(アルゼンチン、エクアドル、ウルグアイ、パラグアイなど)では、公式発売がキャンセルまたは見送られました。これらの地域では、これまでNintendo Switchの公式サポートが限定的だったこともあり、今回の判断に至ったとされています。
なお、これらの情報は複数の専門メディアが報じている内容であり、任天堂公式の全世界販売地域リストが公表されているわけではないため、最新の販売状況は各地域の任天堂公式サイトでご確認ください。
なぜこれらの国では売っていないの?
公式に販売されない理由は、地域ごとに異なると考えられます。主な要因としては、以下のようなものが挙げられます。
- 市場規模や購買力:ゲーム機の販売やソフトの流通に必要なインフラが整っていない地域
- 関税や法規制:輸入規制や関税が高く、価格競争力が維持しづらい地域
- Nintendo eShopなどのネットワークサービス:オンラインサービスを安定して提供できる環境が整っていない地域
- 転売対策:日本国内で販売される「国内専用モデル」を海外に流出させないための戦略
特に日本国内では、転売対策として「日本語・国内専用」モデルと「多言語対応」モデルの2種類が販売されています。この戦略が結果的に、日本国内でしか買えないモデルを生み出し、海外在住者にとっては「日本でも買えないケース」を生む要因にもなっています。
日本の国内専用モデルと多言語対応モデルの違い
日本国内では、Nintendo Switch 2は以下の2種類のモデルが販売されています。この違いを理解しないと、せっかく購入しても使えない、またはサポートが受けられないという事態になりかねません。
| 比較項目 | 日本語・国内専用モデル | 多言語対応モデル |
|---|---|---|
| 価格 | 49,980円(税込) | 69,980円(税込) |
| 対応言語 | 日本語のみ | 多言語 |
| 連携可能なアカウント | 「国/地域」が日本のアカウントのみ | 世界中のアカウントと連携可能 |
| 販売チャネル | 一般の家電量販店・ゲームショップ | マイニンテンドーストア限定(購入条件あり) |
| 海外での使用 | 推奨されず、保証対象外 | 使用可能 |
日本で販売されている「日本語・国内専用」モデルは、価格が安いのが魅力ですが、システム言語が日本語に固定され、連携できるニンテンドーアカウントも日本に設定されたものに限られます。そのため、日本国外で使用することは公式には想定されておらず、故障や不具合が発生しても保証・修理の対象外となる点に注意が必要です。
一方、「多言語対応」モデルは価格が2万円高いものの、世界中で使用でき、海外のニンテンドーアカウントとも連携可能です。ただし、マイニンテンドーストア限定で販売されており、購入には一定の条件(例:Nintendo Switchの累計プレイ時間が一定時間以上など)が設定されることがあります。
日本でも「買えない」ケースとは?
タイトルにある「日本でも買えないケースがある」とは、この「多言語対応」モデルの入手が難しい状況を指します。多言語対応モデルは一般店頭では販売されておらず、マイニンテンドーストアでのみ購入可能です。さらに、購入条件が設定されているため、すべての人が簡単に買えるわけではありません。
また、転売防止の観点から、任天堂は継続的に販売ポリシーを調整しています。そのため、「多言語対応モデルが欲しいのに買えない」「海外在住なのに日本のモデルを買うべきか迷う」という声も多く見られます。
売っていない国に住んでいる場合の入手方法とリスク
Nintendo Switch 2が公式に販売されていない国・地域に住んでいる場合、以下のような方法で本体を入手することを検討する必要があります。
- 海外のECサイトから個人輸入する
- 日本のマイニンテンドーストアで多言語対応モデルを購入し、転送サービスを利用する
- 香港版や欧州版など、近隣の販売国から入手する
ただし、これらの方法には以下のようなリスクが伴うことを理解しておく必要があります。
- 関税や送料が追加でかかる:購入価格よりも高くなる可能性があります
- 保証が受けられない:日本国外で使用した場合、修理やサポートが受けられないケースがあります
- 偽造品や転売価格のリスク:非公式ルートでは高額な転売品や模倣品をつかまされる恐れがあります
- ACアダプターの規格違い:地域によってプラグ形状や電圧が異なるため、別途変換アダプターが必要な場合があります
公式販売がない地域に住んでいる場合は、これらのリスクを十分に理解したうえで、信頼できる販売元を選ぶことが大切です。
よくある質問
Q. 日本の国内専用モデルを海外に持っていくことはできますか?
A. 本体自体を持っていくことは可能ですが、公式には推奨されていません。システム言語が日本語のみであり、日本国内のアカウントでしか利用できないため、実質的に海外では使い物になりません。また、保証・修理の対象外となります。
Q. 中国ではなぜ発売されないのですか?
A. 任天堂が中国市場での公式販売を行わないと判断したためです。規制やビジネス環境を考慮した結果と見られています。香港バージョンは別途販売されています。
Q. 多言語対応モデルの購入条件は今後変わりますか?
A. 任天堂の販売ポリシーによって随時変更される可能性があります。最新の購入条件は必ずマイニンテンドーストアの公式ページでご確認ください。
Q. 転売対策として何か制限はありますか?
A. はい。特に日本国内では、国内専用モデルと多言語対応モデルを分けることで、転売を防ぎつつ国内市場での価格競争力を維持する戦略が取られています。
まとめ:自分の状況に合ったモデルを選ぼう
Nintendo Switch 2は、世界中で注目されているゲーム機ですが、すべての国で公式販売されているわけではありません。中国や南米・中米の多くの国では発売が見送られており、そうした地域に住む方は輸入などの代替手段を検討する必要があります。
また、日本国内でも「日本語・国内専用」と「多言語対応」の2モデルがあり、それぞれ価格や機能、購入条件が大きく異なります。海外在住の方や、今後海外で使用する予定がある方は、国内専用モデルを安さだけで選ぶのは避け、多言語対応モデルを正規ルートで入手することをおすすめします。
いずれの場合も、価格や仕様、購入条件は変更される可能性がありますので、必ず任天堂の公式情報を確認したうえで、自分に合ったモデルを選ぶようにしましょう。

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