牡蠣が売っていない時期はいつ?種類と産地別の旬を解説

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スーパーに行ったら、いつも並んでいる牡蠣が売っていなかった……。そんな経験、ありませんか?

特に夏場になると「牡蠣が売っていない」「牡蠣が少ない」と感じることがあるかもしれません。

でも、これにはちゃんと理由があります。実は、牡蠣には種類があって、種類によって「美味しい時期=旬」が違うんです。

この記事では、牡蠣が売っていない理由と、種類や産地ごとの旬をわかりやすく解説します。これを読めば、いつどの牡蠣を買えばいいのか、スーパーで迷わなくなりますよ。

牡蠣が売っていない時期があるのはなぜ?

まず、牡蠣が売っていないように感じる理由を整理しましょう。

日本で一番よく見かけるのは「真牡蠣(マガキ)」です。この真牡蠣の旬は、10月から3月ごろの冬から春にかけてなんです。

逆に言うと、5月から8月ごろは真牡蠣の旬ではない時期。この時期は産卵期にあたって、牡蠣の身が痩せて味も落ちやすいため、生食用の牡蠣の流通がぐっと減ります。

つまり、スーパーで牡蠣が売っていないように感じるのは、「真牡蠣の旬じゃないから」 というのが一番大きな理由なんですね。

でも、ちょっと待ってください。「夏に牡蠣を食べたことがある」「夏でも牡蠣を売っている店がある」という経験がある方もいるはず。それはなぜでしょうか?

真牡蠣と岩牡蠣、旬が違うって知ってる?

牡蠣には種類があります。スーパーでよく見かけるのが真牡蠣。そして、もうひとつ知っておきたいのが岩牡蠣(イワガキ) です。

この2つ、旬の時期がまったく違うんです。

種類旬の時期
真牡蠣(マガキ)10月〜3月(冬〜春)
岩牡蠣(イワガキ)6月〜8月(夏)

そう、岩牡蠣は夏が旬なんです!

岩牡蠣は真牡蠣に比べて大きめで、殻がゴツゴツしているのが特徴。身も大きくて濃厚な味わいから、「海のチーズ」なんて呼ばれることもあります。

つまり、真牡蠣が旬じゃなくなる夏の時期は、岩牡蠣が旬を迎える。だから、夏でも牡蠣を提供しているお店があるんですね。

ただ、岩牡蠣は真牡蠣より高価な傾向があるのと、スーパーよりは専門店や通販で見かけることが多いのが実情です。

実は通年楽しめる!北海道産の牡蠣って?

「でも、通年で牡蠣を買えるところもあるって聞くけど?」という声もあるかもしれません。

実は、北海道産の真牡蠣は、他の産地に比べて長い期間楽しめることで知られています。

北海道の海は水温が低く、プランクトンが豊富な環境。そのため、真牡蠣の産地としては例外的に、長期間にわたって品質が安定しやすいと言われています。

特に厚岸(あっけし)や仙鳳趾(せんぽうし)といった産地の牡蠣は、一年を通じて生食用として出荷されることもあるんです。

「夏にスーパーで北海道産の生牡蠣を見かけた」という経験がある方は、このパターンかもしれません。

ただし、通年出荷が可能といっても、真冬のピーク時とまったく同じ味わいとは限りません。時期によって身の入り方や風味に多少の変化があるのは、自然のものなので当然ですね。

旬じゃない時期でも牡蠣を楽しむ方法

もしどうしても旬の時期じゃないのに牡蠣が食べたい!という場合は、冷凍牡蠣という選択肢もあります。

冷凍牡蠣は旬の牡蠣を急速冷凍したもので、季節を問わず購入できます。保存も効くので、ストックしておくにも便利です。

ただし、冷凍牡蠣の多くは加熱用として販売されているので、生食は避けたほうが無難です。パッケージの表示を必ず確認して、生食用と加熱用を間違えないようにしましょう。

「Rのつかない月は食べるな」はもう古い?

「牡蠣はRのつかない月(5月〜8月)には食べるな」という言葉を聞いたことがある方もいるかもしれません。

これは、冷蔵技術や輸送技術が発達していなかった時代の知恵。産卵期で味が落ちるうえに、気温が上がる夏場は食中毒のリスクも高かったことから生まれた言い伝えです。

しかし、現代では養殖技術や冷蔵・冷凍技術が大きく進歩しました。先ほど紹介した北海道産のように、夏でも美味しい牡蠣を提供できる産地も増えています。

この言葉は「昔の人の知恵」として覚えておくのはいいですが、現代の牡蠣事情を理解する上では、必ずしも当てはまらないケースもあるんです。

生食用と加熱用の違いを知っておこう

牡蠣を買うときに必ずチェックしたいのが、「生食用」と「加熱用」の表示です。

生食用は、基準をクリアした海域で養殖され、浄化処理などを経て、生で食べられる状態になっています。一方、加熱用は生食には向いていません。

そして、生食用の牡蠣は、真牡蠣の旬である10月〜3月ごろが中心に流通する傾向があります。加熱用の牡蠣は比較的長い期間流通していますが、それでも旬の時期のものが一番美味しいのは言うまでもありません。

生で食べる予定なら生食用を、焼き牡蠣や牡蠣フライなど加熱して食べるなら加熱用を選ぶのが基本です。

まとめ:牡蠣が売っていない時期の正体と、選ぶポイント

ここまで読んでいただいて、もうおわかりですよね。

牡蠣が売っていない時期と感じるのは、主に真牡蠣の旬が終わる春から夏(5月〜8月ごろ) で、これは真牡蠣が産卵期に入り、生食用の流通が減るからです。

でも、実はそんな時期でも:

  • 岩牡蠣は夏が旬
  • 北海道産の真牡蠣は通年出荷されることもある
  • 冷凍牡蠣なら季節を問わず楽しめる

という選択肢があるんです。

もし今スーパーで牡蠣が売っていなくて「なぜ?」と思ったら、それは真牡蠣の旬じゃないから、というのが答えのひとつ。でも、あきらめる前に、岩牡蠣や北海道産、冷凍牡蠣という選択肢を思い出してみてください。

牡蠣は種類と産地を知れば、もっと自由に楽しめる食材です。

これから牡蠣を選ぶときは:

  • 今は真牡蠣の旬?それとも岩牡蠣の旬?
  • 生食用?それとも加熱用?
  • 産地はどこ?

この3つをチェックしてみてください。きっと、今までより美味しい牡蠣との出会いが増えるはずですよ。

そして何より、牡蠣を食べるときは、生食用と加熱用の表示を必ず守って、安全にお楽しみください。

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