9.7インチiPad Proはいつまで使える?寿命と買い替え時期の見極め方
「この9.7インチiPad Pro、まだ現役でいけるのかな?」
「サポートが終わったら、すぐに買い替えないとダメ?」
2016年に発売された9.7インチiPad Pro。コンパクトで手に馴染みやすく、スピーカーの音も良くて、いまだに手放せないという人も多いのではないでしょうか。でも、発売から年数が経っているのも事実。正直、いつまで安心して使えるのか、気になりますよね。
この記事では、そんなあなたのモヤモヤをスッキリ解決します。OSアップデートやセキュリティの現状、バッテリーやアプリの寿命、そして買い替え時のサインまで、具体的な目安をお伝えしますね。
9.7インチiPad ProのOSアップデートはもう終わってる?
まず、一番気になるソフトウェアのサポート状況からお話しします。
結論から言うと、9.7インチiPad Proのメジャーアップデートは、iPadOS 16で終了しています。 2023年に公開されたiPadOS 17以降には、残念ながら対応していません。
「え、じゃあもう使えないの?」と心配になりますよね。でも、慌てないでください。「サポート終了=即、使えなくなる」ではないんです。今お使いのiPadOS 16のままでも、しばらくは普段通りの操作ができます。
ただ、ここで重要なのはセキュリティ面です。Appleは古いOSに対しても、深刻な脆弱性が見つかれば「セキュリティアップデート」を提供することがあります。実際、iOS 15向けに修正プログラムが配信された前例もありますからね。とはいえ、これはあくまで応急処置的なもの。いつまでも続く保証はない、と覚えておいてください。
「使える」を3つのポイントでチェックしよう
「使える」の定義は人それぞれ。そこで、バッテリー、アプリ、動作の3つのポイントに分けて、寿命のサインを見ていきましょう。
1. バッテリーの持ち時間
これが一番、体感的に「寿命」を感じる部分かもしれません。
バッテリーは消耗品なので、使えば使うほど最大容量が減っていきます。フル充電してもすぐに電池が減ってしまう、画面の明るさが不安定になる、といった症状が出てきたら、それはバッテリーの寿命が近いサインです。
設定アプリの「バッテリー」→「バッテリーの状態」から最大容量を確認できます。80%を下回ると、Appleも交換を推奨しています。Apple正規修理サービスでのバッテリー交換は、9.7インチiPad Proの場合、費用がかかりますが、これを機に新しいiPadを検討するのも一つの手です。修理代を新しいモデルの予算に回す、という考え方もありますよ。
2. アプリの互換性とセキュリティ
ここが、サポート終了後の一番の課題です。
OSをアップデートできないということは、最新版のアプリがインストールできなくなることを意味します。
例えば、ネットバンキングやショッピングアプリは、セキュリティ上の理由から古いOSを早々に見切ることがあります。「アプリをアップデートしてください」という表示が出て、新しいOSを要求される……。そんな経験をしたら、それが買い替えのサインです。
特にお金に関わるアプリが使えなくなるのは、かなり大きなリスクです。楽しいだけでなく、生活に必要なツールとしての役割を終える時が、「使えなくなった」といえるタイミングでしょう。
3. 動作の重さや発熱
「最近、タップしてから反応するまでに間があるな」
「Safariでページを開くだけなのに、やけに時間がかかる」
こういった動作のもっさり感や、使っているときの異常な発熱も、見逃せないサインです。最新のWebサイトやアプリは、最新のチップに合わせて設計されています。古いプロセッサでは処理が追いつかず、結果としてストレスを感じる場面が増えてきます。
「まだ動くけど、快適ではない」と感じ始めたら、それは立派な寿命のサインですよ。
「今すぐではないけど、そろそろかな」という人のための選択肢
「バッテリーも少しへたってきたし、アプリも時々落ちる。でも、まだ大きな画面はいらないし、このサイズ感が好きなんだよなあ…」
そんな風に感じているあなたに、ぜひ検討してほしい選択肢をいくつかご紹介します。
手軽にサイズアップ:iPad 無印 10.2インチ / iPad 無印 10.9インチ
「Proである必要はないけど、もう少し安心して使いたい」
という方には、無印iPadがコストパフォーマンス抜群です。最新モデルは10.9インチと画面も大きくなり、9.7インチからの乗り換えでも違和感が少ないです。おサイフにも優しく、OSのサポートもこれから数年は安心なので、今が一番バランスの良い選択肢と言えるかもしれません。
ミニマルな高性能:iPad mini 第6世代
9.7インチの絶妙なサイズ感と軽さが好きだった人には、iPad mini 第6世代もぜひ一度手に取ってみてほしい製品です。8.3インチと少し画面は小さくなりますが、その分、片手で持てる軽快さがあります。しかも、中身のチップは非常にパワフル。ベッドやソファでゴロゴロしながら使うのに最高の相棒です。
Proの名にふさわしい進化版:11インチiPad Pro / 12.9インチiPad Pro
「やっぱりProの機能は手放せない。Apple Pencilの描き心地や、あのリフレッシュレートの滑らかさがないと!」
という方には、最新の11インチiPad Proがおすすめです。ベゼルが狭くなったことで、9.7インチモデルとほぼ同じ本体サイズの中に、11インチの大画面が広がっています。M1やM2といったチップの性能は別次元。Face IDでのロック解除や、Magic Keyboardでの快適なタイピング体験は、まさに「未来」を感じさせる進化です。
9.7インチiPad Proの寿命を延ばす、今日からできる3つのこと
「買い替えはまだ先にしたい。少しでも長く快適に使いたい!」
そうですよね。愛着のある一台ですものね。最後に、今日からできる延命術をお伝えします。
- ストレージに余白を作る
設定→一般→iPadストレージを確認してみてください。もう見なくなった写真や動画、使っていないアプリが容量を圧迫していませんか?ストレージがパンパンだと、動作が重くなる大きな原因になります。容量の半分も使っていないようなゲームアプリや、LINEのキャッシュなどを整理するだけでも、体感速度が変わってきますよ。 - バッテリーを労わる設定を心がける
バッテリーの劣化を少しでも遅らせるには、「画面の明るさの自動調整」をオンにすることと、機内モードを活用することです。特に、電波の悪い場所で使っていると、9.7インチiPad Proは常に電波を探してバッテリーを消耗します。Wi-Fiモデルなら、動画をダウンロードして機内モードで視聴する、というだけでもバッテリーの持ちがグッと良くなります。 - 背面発熱に気を配る
ケースに入れたまま充電していると、熱がこもりがちです。熱はバッテリーの大敵。充電中はケースから出して、風通しの良い場所に置くだけで、バッテリーへの負担は確実に減ります。それでも充電の減りが早いと感じたら、先ほどお話ししたバッテリーの状態を確認してみてくださいね。
まとめ:いつまで使えるかは、あなたの使い方次第
9.7インチiPad Proが「いつまで使えるか」。
その答えは、セキュリティやアプリの要件といった客観的な期限と、あなたがその動作を「快適」と感じられるかという主観的な期限の、2つで決まります。
- 最新OSのサポートは終了していますが、すぐに全てが使えなくなるわけではありません。
- ただ、お金や個人情報を扱うアプリの動作に黄色信号が灯ったら、それが買い替えのタイミングです。
- 動作のもっさり感やバッテリーの著しい劣化を感じたら、修理か買い替えかを検討する時期に来ています。
名機であることは間違いありません。だからこそ、その最後の瞬間まで、賢く、そして楽しく付き合っていきたいですね。あなたの9.7インチiPad Proが、これからも少しでも長く、あなたの生活を豊かにしてくれることを願っています。もし「そろそろかな」と思ったら、ぜひ今回ご紹介した新しい選択肢をチェックしてみてくださいね。


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