「弥生給与」を使い続けたいけど、いつまで使えるんだろう…。そんな不安を感じていませんか?
給与計算ソフトは、毎月の給与処理や年末調整に欠かせない大切なツールです。でも、もし突然サポートが終了してしまったら、法改正に対応できず、正確な給与計算ができなくなってしまうかもしれません。
この記事では、弥生給与(デスクトップ版)のサポートがいつまでなのか、サポート終了後にどうすればいいのかを、公式発表に基づいてわかりやすく解説します。
弥生給与のサポート終了日は2027年3月31日
気になる結論からお伝えします。
デスクトップ版「弥生給与」に付帯する「安心保守サポート」は、2027年3月31日をもって終了します。
この日をもって、以下のようなサポートが受けられなくなります。
- 法改正に伴うソフトウェアのアップデート
- 電話やメールによるユーザーサポート
- 製品の動作保証
つまり、2027年4月1日以降は、現行のデスクトップ版「弥生給与」は実質的に使い続けることが難しくなると考えてください。
なぜサポートが終了するの?
弥生株式会社は、2025年5月30日をもって、デスクトップ版「弥生給与」の新規ライセンス販売を終了しました。
これは、同社が製品戦略を従来のデスクトップ型(パッケージソフト)から、クラウド型のサービスへとシフトしているためです。その移行措置の一環として、既存ユーザー向けのサポート期間も設定され、2027年3月31日で終了することが決まりました。
サポート終了後は何が起こる?
「サポートが終了しても、今まで通りソフトは起動するんじゃないの?」と思うかもしれません。
確かに、ソフトウェア自体は起動する可能性があります。しかし、サポート終了後に最も大きなリスクとなるのが、法改正への対応です。
日本の給与計算は、毎年のように税法や社会保険制度が改正されます。例えば、所得税率の変更、社会保険料の改定、雇用保険料率の見直しなどです。
これらの改正に対応するには、ソフトウェアのアップデートが必須です。サポートが終了すると、このアップデートが提供されなくなります。その結果、古いバージョンのまま使い続けると、誤った税額で給与計算をしてしまうという重大なミスにつながりかねません。
これは、会社の信頼を失うだけでなく、税務署や年金事務所からの是正指導を受けるリスクにも直結します。
2027年3月31日までにすべきこと
弥生株式会社は、現在のデスクトップ版ユーザーに対して、クラウド版「弥生給与 Next」への移行を推奨しています。
サポート終了日である2027年3月31日までに、新しい製品へ移行するのが、最も安全で確実な選択肢です。
移行先は「弥生給与 Next」が最有力
では、具体的にどこへ移行すればいいのでしょうか。
公式が推奨している移行先は、クラウド型の給与計算ソフト 「弥生給与 Next」 です。
クラウド版「弥生給与 Next」の特徴
- 自動アップデート:法改正があれば、自動で最新の制度に対応します。ユーザー側で面倒なアップデート作業は不要です。
- どこでも利用可能:インターネット環境があれば、オフィスはもちろん、自宅や外出先からでも給与計算ができます。
- データの自動バックアップ:大切な給与データがクラウド上で自動的に守られるため、PCの故障や紛失のリスクが軽減されます。
- 他サービスとの連携:弥生の会計ソフトや、他の業務システムとも連携しやすい設計になっています。
デスクトップ版から移行する際のメリット
- 現在の「弥生給与」で蓄積したデータを、スムーズに引き継げる可能性が高い。
- 使い慣れた弥生シリーズの操作性が一部継承されているため、学習コストが比較的低い。
注意点
- クラウド型のため、インターネット接続が必須です。
- 利用形態が買い切り型からサブスクリプション型(月額課金)に変わるため、コスト構造が変わります。
よくある疑問
Q. サポート終了後も使い続けることはできますか?
A. 物理的には起動する可能性がありますが、法改正に対応できないため、正確な給与計算を継続することは非常に困難です。業務で使用するのはリスクが大きいため、おすすめできません。
Q. 移行の期限はいつですか?
A. スムーズな移行のためには、サポート終了日である2027年3月31日までに移行作業を完了させることを目指しましょう。特に年末調整の繁忙期(11月~12月)は避けて、余裕をもって移行するのが安心です。
Q. 移行手続きは複雑ですか?
A. データ移行のサポート体制が整っています。詳細な手順は弥生株式会社の公式サイトでご確認いただくか、販売パートナーにご相談されることをおすすめします。
まとめ:早めの移行検討が安心への第一歩
デスクトップ版「弥生給与」のサポートは、2027年3月31日で終了します。
- サポート終了後は、法改正に対応したアップデートが提供されません。
- 安全に給与計算を続けるには、公式が推奨するクラウド版「弥生給与 Next」への移行が確実な選択肢です。
- 移行は2027年3月31日までに完了させるのが理想です。
給与計算は、会社の存続に関わる重要な業務です。サポート終了までまだ時間があるからと先延ばしにせず、早めに情報収集を始め、計画的に移行準備を進めることを強くおすすめします。
まずは、弥生株式会社の公式サイトで「弥生給与 Next」の詳細な機能や料金プランを確認し、ご自身の会社にとって最適な移行スケジュールを検討してみてはいかがでしょうか。

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