みなさんの中には、今もASUSの「ZenFone 5」を愛用しているという方もいるのではないでしょうか。
発売当時はコスパの良いスマホとして人気を集めました。しかし、気になるのは「このまま使い続けても大丈夫なのか」という点です。
この記事では、ZenFone 5が現在どのような状態なのか、公式情報をもとにわかりやすく解説します。
ZenFone 5はもう「サポート終了」している
結論から言います。
ZenFone 5 (ZE620KL)は、すでにASUSの公式サポートが終了しています。
これはあくまで推測ではなく、ASUSが公式に公表しているサポート情報から確認できる事実です。
ASUSは公式サイトで、各モデルのソフトウェアサポート状況を公開しています。このリストに掲載されていないモデルは、サポート期間が終了したと見なされます。
そして、ZenFone 5はそのリストに含まれていません。
つまり、ASUSとしても「この端末に対するOSアップデートやセキュリティパッチの提供は終了しました」というスタンスを取っているわけです。
具体的に何が終わっているのか
では、サポート終了によって具体的に何ができなくなったのかを見ていきましょう。
OSバージョンアップデートの終了
ZenFone 5は、発売当初はAndroid 8.0を搭載していました。その後、Android 9へのアップデートは提供されましたが、それ以上新しいバージョン(Android 10以降)へのアップデートは提供されていません。
現在の最新OSはAndroid 14や15ですから、かなりバージョンが古い状態です。
セキュリティパッチの提供終了
OSアップデートと同様に、定期的なセキュリティパッチの提供も終了しています。
セキュリティパッチとは、ウイルスやハッキングといった脅威から端末を守るための修正プログラムです。これが提供されなくなると、新たに発見された脆弱性(セキュリティ上の穴)が放置されることになります。
Googleが提供するAndroid本体のセキュリティアップデートも、一部は古いOSでは適用されないケースがあります。
サポート終了後に発生するリスク
「まだ普通に動いているから大丈夫」と思っている方は多いかもしれません。しかし、サポート終了後も使い続けることには、いくつかのリスクが伴います。
セキュリティリスクの増大
先述した通り、セキュリティパッチが提供されなくなることで、以下のようなリスクが高まります。
- ウイルス感染のリスク
- 個人情報(クレジットカード情報やパスワードなど)の漏洩リスク
- フィッシング詐欺などの標的になりやすくなる
特に、ネットバンキングやオンラインショッピングなど、お金や個人情報を扱う操作は、サポートが終了した端末では極力避けたほうが安全です。
アプリの動作保証がなくなる
新しいバージョンのAndroid向けに開発されたアプリは、古いOSでは正しく動作しないことがあります。
たとえば、以下のようなケースが考えられます。
- アプリのインストール自体ができなくなる
- アプリはインストールできても、起動直後に強制終了する
- 一部の機能が使えない
大手のアプリでも、サポート対象外のOSバージョンは切り捨てられることが増えています。今後、ZenFone 5で使えなくなるアプリは徐々に増えていくでしょう。
バッテリーやハードウェアの劣化
これはソフトウェアサポートとは別の問題ですが、発売からすでに数年が経過しているため、バッテリーの劣化は避けられません。
バッテリーが劣化すると、以下のような症状が現れます。
- 充電の持ちが極端に悪くなる
- 突然シャットダウンする
- 充電中でも電源が入らない
バッテリー交換をサービスで受け付けるかどうかも、メーカーやモデルによって異なります。ZenFone 5の場合、公式の修理サポートがどこまで受けられるかは事前に確認が必要です。
結論:買い替えを検討すべきタイミング
ここまで読んでいただいて、「そろそろ買い替え時かな」と感じた方も多いでしょう。
では、どのタイミングで買い替えを検討すべきか。目安をいくつか挙げます。
安全面を重視するなら「今すぐ」が目安
セキュリティを最優先するなら、すでにサポートが終了しているZenFone 5を使い続けるのはおすすめできません。
特に、以下の用途で使っている場合は、早めの買い替えを検討したほうがよいでしょう。
- ネットバンキング
- クレジットカード決済
- 身分証明書のデータ保管
- 仕事で重要な連絡ツールとして使用
「まだ使える」と感じる場合の判断基準
一方で、「サブ端末として使う」「ゲームや動画視聴だけに使う」など、重要な情報を扱わない使い方であれば、もう少し使い続けることも不可能ではありません。
ただし、その場合でも以下の点には注意してください。
- 公衆Wi-Fiなどのセキュリティが弱いネットワークには接続しない
- 不審なメールやリンクを開かない
- 重要なアプリは極力使わない
- バッテリーの状態をこまめに確認する
買い替え時におすすめの選択肢
もし買い替えを検討するなら、最新のモデルを選ぶのが無難です。
特に、ZenFone 10などの新しいモデルは、ASUSの公式サポート期間が明示されており、長期間安心して使えることが保証されています。
また、他メーカーの製品も含めて、以下のポイントをチェックするとよいでしょう。
- OSアップデートの保証期間(何年分保証されているか)
- セキュリティパッチの提供期間
- バッテリー容量や処理性能
- 価格とコストパフォーマンス
よくある質問
Q. ZenFone 5はまだ売っていますか?
ZenFone 5は、すでにメーカー販売は終了しています。中古市場などでは入手できる可能性がありますが、新品での購入はほぼ不可能です。
Q. 自分でOSをアップデートすることはできませんか?
カスタムROMなどを導入すれば、非公式にOSをアップデートすることは技術的には可能です。しかし、これは上級者向けの作業であり、端末が動作しなくなるリスクもあります。また、非公式のアップデートはセキュリティ面でも推奨できません。
Q. 修理に出せばまだ使えますか?
バッテリー交換などのハードウェア修理は、一部受け付けている可能性があります。ただし、ソフトウェアのサポートは復活しないため、修理後もセキュリティ面のリスクは変わりません。
まとめ:ZenFone 5は安全面で「買い替え推奨」のフェーズ
ここまでのお話をまとめると、以下のようになります。
- ZenFone 5 (ZE620KL)は、ASUSの公式サポートがすでに終了している
- OSアップデート・セキュリティパッチともに提供終了
- 使い続けるとセキュリティリスクが高まり、アプリの互換性問題も発生しうる
- 安全面を重視するなら、早めの買い替えがおすすめ
- サブ端末として限定利用する場合でも、自己責任でリスク管理が必要
サポート終了は、スマホの「寿命」を考えるうえで非常に重要な指標です。
「まだ動くから」と使い続けるのではなく、公式情報をもとに冷静に判断することが、あなたの大切なデータやプライバシーを守る第一歩になります。
新しいスマホへの買い替えを検討する際には、ぜひサポート期間の長さも比較ポイントに入れてみてください。

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