2026年最新データで判明!子宮頸がんワクチンを「打ってない人」の割合と今できること

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「子宮頸がんワクチン、まだ打ってないけど、周りにどれくらいいるんだろう…」
そう思ってこの記事を開いたあなたは、きっと少し不安な気持ちと、自分だけが特別に遅れているわけじゃないという確認が欲しいんですよね。

結論からお伝えします。2026年3月に発表された最新の調査データによると、現在の定期接種世代(15〜16歳)で接種を経験した割合は66.2%。つまり、約3人に1人がまだ打っていない状況です。 ただし、これはあくまで「今の10代」の話。10代後半から20代以上の「打ち逃した世代」では、その割合はもっと高くなります。

この数字を見て「やっぱりまだまだ打ってない人も多いんだ」と思うのか、「思ったより打ってる人が増えたな」と感じるのかは、あなたの周りの環境によって違うかもしれません。でも、一番大事なのは「自分はこれからどうするか」です。

この記事では、2026年に入ってから公表された最新の接種率データと、リアルなSNSやQ&Aサイトで集まった「打ってない人」の本音をもとに、今この瞬間の実態を徹底的に解説します。さらに、打っていないあなたが次に取るべきアクションを、タイプ別に提案していきます。

2026年最新データで見る「打ってない人」の割合

まずは、気になる「割合」の最新データから見ていきましょう。

2025年度調査で明らかになった「66.2%」という接種経験率

公益財団法人日本対がん協会が2026年3月に発表した調査報告によると、定期接種の対象となる2009年度生まれの女性(調査時点で15〜16歳)の接種経験率は66.2%に達しました。

これは、前年度に同協会が調査した2008年度生まれの57.1%という数値と比較すると、約9.1ポイントもの大幅な上昇です。単純計算すると、この世代の3人に2人が何らかのHPVワクチンを打った経験があることになります。

この調査は、2025年10月〜12月にかけてウェブアンケート形式で実施され、5,788件の有効回答を得たもので、日本対がん協会が毎年継続して行っている信頼性の高い調査です。

また、2010年度から2013年度生まれ(調査時点で11〜14歳)の年代でも、接種経験率が前年度比で12〜22ポイントも上昇していることが分かっています。これは2022年4月からの積極的勧奨再開の効果が、ようやく数字として顕著に現れてきたと言えるでしょう。

厚生労働省データで見る「累積接種率」の実態

一方、厚生労働省が2026年2月に開催した第110回厚生科学審議会の資料では、生まれ年度別の累積初回接種率が示されています。

このデータは、地域保健・健康増進事業報告を基にしたより広範な集計で、接種率の算出方法も異なるため、日本対がん協会の調査と単純比較はできません。しかし、ここから読み取れるのは、定期接種の対象である12〜16歳の世代では接種が確実に進んでいるというトレンドです。

厚生労働省の資料では、2008年度生まれまでの累積接種率は57%台で推移していましたが、2009年度生まれ以降でさらに上昇していることが示唆されています。

実は「二極化」している日本の接種状況

ここで注意したいのは、日本全体の接種状況が「一様に低い」わけではないという点です。

現在の日本のHPVワクチン接種状況は、大きく分けて2つのグループに分かれています。

グループA:定期接種世代(現在12〜16歳)
→ 接種経験率は60%台後半まで上昇。今後さらに上がる見込み。

グループB:キャッチアップ対象世代(現在17〜28歳)
→ 積極的勧奨が差し控えられていた時期(2013年〜2022年)に接種対象だった世代。接種率は依然として低水準(正確な数値は年齢によるが、10〜30%台と推定される)。

つまり、「若い世代は接種が進んでいるが、10代後半〜20代以上はまだ打っていない人が多い」というのが、2026年現在の実態です。

そもそもなぜ「打っていない」人がいるのか?理由をデータで検証

では、なぜいまだに多くの人が子宮頸がんワクチンを打っていないのでしょうか。最新の調査データをもとに、その理由を掘り下げていきます。

非接種理由トップは依然として「副反応への不安」—ただし減少傾向

日本対がん協会の2025年度調査では、定期接種対象者の母親を対象に、子どもにワクチンを打たせなかった理由を尋ねています。

その結果、最も多かったのは 「副反応が不安だから」で52.6% でした。

ただし、これは前年度の調査で同じ質問に対して59.3%だった数字から6.7ポイント減少しています。副反応への不安は依然として最大のハードルですが、少しずつではありますが、その不安が和らいできている傾向が見えます。

また、2番目に多かったのは 「必要性を感じない」で16.5%、次いで 「費用がかかるから」が10.4% でした。

接種のきっかけは「公的機関からの情報」がトップに

一方、子どもにワクチンを打たせた理由についても変化が見られました。

2024年度の調査では「家族に勧められたから」がトップでしたが、2025年度は「国や自治体から情報提供されたから」が38.8%で最多となりました。

これは、2022年からの積極的勧奨再開や、自治体による個別通知・広報活動が徐々に効果を表している証拠と言えるでしょう。

SNSとQ&Aサイトで見えた「打ってない人の本音」—不安と後悔と迷い

最新データに加えて、実際にSNS(X)やQ&Aサイト(Yahoo!知恵袋など)で収集した「打ってない人」のリアルな声を傾向としてまとめました(確認日:2026年7月16日)。

最も目立ったのは「副反応が怖くて踏み切れない」という不安の声で、実に7件以上の投稿が該当しました。特に、2013年頃の報道を強く記憶している30代前後の女性から、「当時のニュースを見て、今でも打つ決心がつかない」という趣旨の投稿が複数確認されています。

次に多かったのは 「キャッチアップ接種の案内が来たけど、もう期限が過ぎてしまった…」という後悔の声 です。2025年3月でキャッチアップ接種(無料での接種機会)が終了したことで、「知らなかった」「もっと早く動けばよかった」と悔やむ声が一定数見られました。

さらに、「自分は打ちたいけど母親が反対している」という若年層特有のジレンマも複数確認されています。医療機関のブログでも「打たない選択は本人ではなくお母さんの意思がほとんど」と指摘されており、親子間の認識のギャップが浮き彫りになっています。

そして、特筆すべきは 「打たなかった後悔を実際に体験した」という声 です。複数の医療機関のブログや体験談サイトで、「ワクチンを打っていなかったために子宮頸がんの前段階である異形成が見つかり、治療を受けた」という趣旨の投稿が複数見られました。これは数字だけでは伝わらない、生々しい現実です。

知っておきたい基礎知識:HPVワクチンと接種率の歴史

ここで、子宮頸がんワクチンと接種率の推移について、必要最低限の基礎知識を押さえておきましょう。

積極的勧奨中止から再開までの経緯

日本のHPVワクチン接種率は、かつて約70%にまで達していました。しかし、2013年6月に積極的勧奨が差し控えられるという前例のない措置が取られて以降、接種率は1%未満にまで急落しました。

この「積極的勧奨差し控え」の期間は実に約8年間に及びました。この間に接種対象年齢を迎えた女性たちは、事実上「ワクチンを打つ機会を奪われた」世代となり、現在もその影響が尾を引いています。

その後、2022年4月から積極的勧奨が再開され、同時にキャッチアップ接種(過去に接種機会を逃した1997〜2008年度生まれの女性を対象に無料で接種できる制度)もスタートしました。

キャッチアップ接種終了と2026年からの変更点

キャッチアップ接種は、2025年3月をもって無料での接種機会が終了しました。現在は任意接種として、自己負担(約3〜9万円程度)で接種することになります。

また、2026年度から、定期接種で使用されるワクチンは9価ワクチン「シルガード9」に統一される予定です。従来は2価(サーバリックス)と4価(ガーダシル)も選択肢にありましたが、より多くのウイルス型に対応できる9価ワクチンに集約されます。

打ってない人はどうすればいい?タイプ別アクションプラン

ここからが、この記事のメインテーマです。データとリアルな声を踏まえた上で、「打ってない人」がこれから取るべきアクションを、タイプ別に提案します。

タイプA:「副反応が不安で打てない」タイプ

あなたは、おそらく2013年頃のニュースを覚えていて、そのイメージがずっと頭から離れないのではないでしょうか。

まず知っておいてほしいのは、現在使用されているのは9価ワクチン(シルガード9) であり、当時問題視された重篤な副反応の報告頻度は、他の一般的なワクチンと比較して特別に高いわけではないという点です。これは厚生労働省の審議会でも繰り返し確認されている事実です。

不安な場合は、かかりつけ医に相談しながら「段階的に」情報を得ることから始めてみてください。いきなり打つ決断をしなくても、まずは正しい情報を医療者から直接聞くことで、漠然とした不安はかなり軽減されるはずです。

タイプB:「キャッチアップの期限が過ぎてしまった」タイプ

「知らなかった」「もっと早く動けばよかった」—そんな後悔の声を多く聞きます。でも、無料期間が終了した=もう打てない、というわけではありません

現在は任意接種として、自己負担は発生しますが接種自体は可能です。費用は医療機関によって異なりますが、3回接種でトータル約5〜9万円程度かかります。また、一部の自治体では独自に助成制度を継続しているケースもあるので、お住まいの市区町村のホームページで最新情報を確認してみてください。

それでも「経済的に厳しい」という場合は、子宮頸がん検診を定期的に受けるという選択肢も有力です。ワクチンはあくまで予防の手段の一つであり、検診はワクチンでは防ぎきれないウイルス型によるがんの早期発見に役立ちます。

タイプC:「自分は打ちたいが周りが反対している」タイプ

特に10代の女性に多いパターンです。親御さんが「副反応が怖い」という理由で反対しているケースがほとんどです。

この場合、親子で一緒に医療機関を受診するのが最も効果的です。親御さんが持っている情報は、もしかすると2013年当時の古い情報のままかもしれません。医師から現在のワクチンの安全性や有効性について直接説明を受けることで、親御さんの理解が一気に進むことがあります。

また、学校の保健体育の授業や自治体の広報誌など、第三者からの情報も親御さんの心を動かすきっかけになります。一人で抱え込まずに、信頼できる大人(先生や学校の保健師さんなど)に相談してみるのもいいでしょう。

タイプD:「必要性を感じていない」タイプ

16.5%の非接種理由として挙がっていたのが「必要性を感じない」でした。若い年齢ではまだ実感が湧かないのは無理もありません。

ただし、子宮頸がんは年間約1万人が罹患し、約3,000人が亡くなるといわれる疾患です(国立がん研究センターのデータ)。そして、HPVワクチンの最大の効果は性交渉の経験がある前に接種することにあります。つまり、若いうちに打っておくことが最も効果的なのです。

また、ワクチンを打ったからといって検診が不要になるわけではありませんが、ワクチン接種によって子宮頸がんのリスクを大きく減らせることは多くのエビデンスが示しています。「今は必要ない」と感じても、将来の自分のために情報だけはアップデートしておくことをおすすめします。

【比較表】年代別・理由別 子宮頸がんワクチン「打ってない人」の実態

ここで、これまで見てきたデータを一覧表にまとめます。

項目定期接種世代(12〜16歳)キャッチアップ世代(17〜28歳)
接種経験率(2025年度最新)約66%(2009年度生まれ・日本対がん協会2026年3月発表)正確な全国データは限定的だが、20〜30%台と推定される
非接種理由トップ「副反応が不安」52.6%(日本対がん協会2025年度調査)「副反応が不安」「今さら打っても意味がわからない」など
接種のきっかけトップ「国や自治体の情報提供」38.8%(同調査)「医療機関からの勧め」「周囲の接種体験」など
現在の接種可否定期接種として無料で接種可能任意接種(自己負担約5〜9万円、自治体助成あり)

出典:日本対がん協会2025年度調査報告(https://www.jcancer.jp/release/18403/)をもとに筆者作成

また、非接種理由の経年変化を追うと、副反応不安が減少傾向にある一方で、依然として最大のハードルであることが分かります。

非接種理由(上位)2024年度調査2025年度調査変化
副反応が不安だから59.3%52.6%▼6.7ポイント減少
必要性を感じない(数値非公表)16.5%
費用がかかるから(数値非公表)10.4%

出典:日本対がん協会2024年度調査(https://www.jcancer.jp/release/16099/)および2025年度調査(https://www.jcancer.jp/release/18403/)より筆者作成

わかったこと、そしてこれから—「打ってない人」が今すべきこと

ここまで、最新データとリアルな声をもとに、子宮頸がんワクチンを「打ってない人」の実態を見てきました。

改めて、この記事の結論を整理します。

① 今の若い世代(定期接種対象)では、打っていない人の割合は約34%(約3人に1人)。接種率は確実に上がっている。

② しかし、10代後半〜20代以上の「キャッチアップ世代」では、依然として多くの人が打っていないのが現実です。

③ 非接種の最大理由は「副反応不安」だが、その割合は減少傾向にあり、公的機関からの情報提供が接種の決め手になりつつあります。

④ 打っていない人に「後悔」の声がある一方で、「今からでも遅くない」という前向きな選択肢もあります。

あなたがどのタイプに当てはまるにせよ、一番やってはいけないのは 「何も知らないまま」「何も行動しない」 ことです。打つか打たないかの判断は、あなた自身の選択です。でも、その選択をするためには、正しい情報に基づいた納得感が必要です。

もし迷っているなら、まずはお住まいの自治体のホームページでHPVワクチンに関する最新の案内をチェックしてみてください。そして、信頼できる医療機関で一度相談してみることをおすすめします。自分に合った選択をするための「最初の一歩」は、意外と小さくて大丈夫です。

子宮頸がんワクチンに関する情報収集におすすめのリンク

ワクチンの種類や接種スケジュールについてさらに詳しく知りたい方は、以下のリンクもご参考ください。

  • シルガード9 — 現在の定期接種で主に使用されている9価HPVワクチン。より多くのウイルス型に対応している点が特徴です。
  • ガーダシル — シルガードの前世代にあたる4価HPVワクチン。現在はシルガード9への移行が進んでいます。

※これらの商品は一般の市販品ではなく、医療機関での処方・接種が必要なワクチンです。詳細は必ず医療機関でご確認ください。

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