「旧健康保険証、いつまで使えるんだろう…」。そんな不安を感じていませんか?
結論からお伝えすると、旧健康保険証(紙の健康保険証)は原則として2026年6月23日まで使用できます。この期限を過ぎると、医療機関を受診する際に今までのように保険証を提示するだけでは対応できなくなる場合があります。
とはいえ、いきなり「保険証が使えなくなったらどうしよう」と慌てる必要はありません。この記事では、旧健康保険証の具体的な使用期限、期限後に備えるべきこと、そしてもしものときの代替手段について、わかりやすく解説していきます。
旧健康保険証はいつまで使えるの?
まずは、旧健康保険証の使用期限について、原則と例外に分けて整理しましょう。
原則の期限:2026年6月23日
旧健康保険証は、原則として2026年6月23日をもって使用できなくなります。これはデジタル庁と厚生労働省が発表している公式な期限です。この日以降、これまで通り「紙の保険証を窓口に出す」という受診スタイルは、制度的には認められなくなります。
例外となる経過措置:2026年12月23日まで
ただし、すべての人が2026年6月23日でいきなり保険証を使えなくなるわけではありません。やむを得ない事情がある方を対象に、経過措置が設けられています。
この経過措置が適用される場合、2026年12月23日までは旧健康保険証(またはそれに代わる資格確認書)を使用できる可能性があります。
具体的には、以下のようなケースが該当する場合があります。
- マイナンバーカードをまだ取得していない
- 施設に入所中で、本人確認が難しい
- マイナンバーカードの申請手続きが間に合わない
- その他、やむを得ない事情があると認められる場合
ただし、経過措置は自動的に適用されるわけではありません。加入している健康保険組合や自治体に確認し、必要な手続きをとる必要があります。
期限が来るまでに何をすればいいの?
期限が迫っているのはわかったけれど、「じゃあ具体的に何をすればいいの?」という疑問が湧いてきますよね。主な選択肢は2つです。
選択肢1:マイナ保険証に切り替える
国が推奨しているのは、マイナンバーカードを健康保険証として使う「マイナ保険証」 への移行です。すでにマイナンバーカードをお持ちの方は、健康保険証との紐付け手続きを行うだけで切り替え完了です。
マイナ保険証には、以下のような特徴があります。
- オンライン資格確認により、過去の処方歴や健康診断結果を医療機関と共有できる
- 重複投薬や薬の飲み合わせを防ぐのに役立つ
- 保険証を提示するだけでなく、各種行政手続きとも連携しやすい
ただし、マイナ保険証を利用するにはマイナンバーカードが必要です。まだお持ちでない方は、お住まいの市区町村で申請手続きを進めましょう。
選択肢2:資格確認書を申請する
「マイナンバーカードは作りたくない」「IT機器の操作に不安がある」という方には、資格確認書という選択肢があります。これは、旧健康保険証の代わりとなる紙の証明書です。
資格確認書の特徴は以下のとおりです。
- マイナンバーカードがなくても利用できる
- 従来の保険証と同じように医療機関で提示できる
- 手続きは加入している健康保険組合や自治体で行う
ただし、資格確認書は自動的に届くわけではありません。申請が必要なケースがほとんどです。期限が迫っている場合は、早めにお住まいの自治体や職場の健康保険組合に問い合わせてみましょう。
よくある疑問と不安に寄り添います
ここからは、多くの方が抱える疑問や不安に答えていきます。
Q1. 期限が過ぎても病院に行けなくなりますか?
いいえ、病院に行けなくなるわけではありません。
旧健康保険証が使えなくなっても、医療保険の資格自体が消えるわけではありません。資格確認書を申請すれば、引き続き保険診療を受けることができます。もし手続きが間に合わなかった場合でも、医療機関の窓口で状況を説明し、後日手続きをすることも可能なケースが多いです。
Q2. マイナ保険証に切り替えないと罰則はありますか?
罰則はありません。
マイナ保険証への切り替えは努力義務であり、強制ではありません。切り替えを選ばない場合は、資格確認書を取得することで対応できます。ただし、資格確認書には有効期限が設けられている場合が多いため、定期的な更新手続きが必要になる点には注意しましょう。
Q3. マイナンバーカードを持っていないのですが、今から申請しても間に合いますか?
申請を急げば間に合う可能性が高いです。
2026年6月23日までにはまだ期間があります。ただし、自治体によっては申請から受け取りまでに数週間〜1ヶ月程度かかることもあります。お住まいの市区町村の窓口に問い合わせて、スケジュールを確認しながら進めるとよいでしょう。
Q4. 高齢の親がいるのですが、どうすればいいですか?
高齢の方は特に、マイナ保険証への切り替えに不安を感じるかもしれません。経過措置の対象となりやすいため、まずはお住まいの自治体や健康保険組合に相談するのがおすすめです。状況によっては資格確認書の発行がスムーズに進む場合があります。
旧健康保険証の期限が近づく前に確認したいこと
最後に、今すぐ確認しておきたいポイントをまとめます。
自分はどの選択肢が合っているか考える
- マイナンバーカードを持っている → マイナ保険証への紐付けを確認する
- マイナンバーカードを持っていない → 申請するか、資格確認書を検討する
- IT機器の操作に不安がある → 資格確認書の申請を優先する
手続きは早めに始める
期限ギリギリになって慌てないために、余裕をもって動き出しましょう。特に資格確認書は申請が必要なケースが多いため、早めの問い合わせが安心です。
公式情報を必ず確認する
この記事でお伝えした情報は、原則的な内容です。最新の運用ルールや細かい条件は変更される可能性があります。必ずデジタル庁や厚生労働省の公式サイト、またはご自身が加入している健康保険組合の案内を確認するようにしてください。
まとめ
旧健康保険証の使用期限は、原則2026年6月23日です。ただし、経過措置により2026年12月23日まで使用できるケースもあります。
期限を迎える前に、マイナ保険証への切り替えまたは資格確認書の申請という選択肢を検討しましょう。どちらも無料で手続きできます。特に資格確認書は申請が必要な点がポイントなので、早めの行動をおすすめします。
「まだ大丈夫」と思わずに、今のうちにご自身の状況を確認し、必要な手続きを進めてください。もし迷ったときは、お住まいの自治体や健康保険組合に相談すると、より正確で安心できる情報を得られますよ。

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