「今使っているiPhone SE(第2世代)、あとどれくらい使えるんだろう…」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
2020年に発売されたiPhone SE(第2世代)は、今でも現役で使われている人気モデルです。コンパクトでホームボタン付きの使いやすいデザインは、今でも多くのファンを魅了しています。
でも、さすがに発売から年数が経ってきて、「そろそろ買い替えどきかな?」と気になり始めているかもしれません。
この記事では、iPhone SE(第2世代)がいつまで使えるのかを、ソフトウェア面とハードウェア面の両方からわかりやすく解説します。また、今の端末をもう少し使い続けたい方向けの延命方法や、買い替えを検討するタイミングについてもお伝えします。
iPhone SE(第2世代)の現状をチェック
まずは、iPhone SE(第2世代)が今どのような状況にあるのかを確認しておきましょう。
- 発売日:2020年4月24日
- チップ:A13 Bionic
- ディスプレイ:4.7インチ
- 認証方式:Touch ID(ホームボタン)
- 通信規格:4G(LTE)対応、5G非対応
- Apple Storeでの販売:2022年3月に終了
現在はApple公式の新品販売は終了しており、中古市場や格安SIMの取り扱いなどで流通している状況です。
とはいえ、2025年時点で最新のiOSにも対応しており、動作自体はまだまだ快適に使えるレベル。スペック的にも、日常使いであれば十分に戦える実力を持っています。
いつまで使えるかの判断基準は「サポート期間」
iPhoneが「使える」かどうかを判断するときには、大きく分けて2つのサポート期間をチェックする必要があります。
- ソフトウェアサポート(iOSアップデート)
- ハードウェアサポート(修理対応)
この2つがどのくらい続くかが、実質的な「寿命」の目安になります。それぞれ見ていきましょう。
ソフトウェアサポートはいつまで?OSアップデートの見通し
iPhoneのソフトウェアサポートとは、新しいバージョンのiOSへのアップデートや、セキュリティアップデートの提供のことです。
Appleは基本的に、発売から約5〜6年は新しいiOSのアップデート対象にしています。iPhone SE(第2世代)は2020年発売なので、そろそろその期間の終わりに近づいていると考えられます。
2025年秋のiOSアップデートは対応済み
すでに2025年秋にリリースされた最新のiOS(iOS 26)には、iPhone SE(第2世代)は対応しています。つまり、現時点ではまだ最新の機能やセキュリティパッチを受け取れる状態です。
2026年秋以降のアップデートは不透明
問題はこれから先です。2026年秋に新しいiOSが発表されるタイミングで、iPhone SE(第2世代)が対象から外れる可能性があります。これはあくまで過去の傾向からの予測ですが、発売から6年が経過することを考えると、十分にあり得るシナリオです。
もしiOSアップデートの対象外になっても、すぐにiPhoneが使えなくなるわけではありません。しかし、以下のようなリスクが出てくることを理解しておきましょう。
- 新しいアプリがインストールできなくなる:アプリは最新OSに対応して開発されるため、古いOSでは非対応になることがあります。
- セキュリティリスクが高まる:セキュリティアップデートも受けられなくなるため、新たな脆弱性が発見されても対策されません。
- 一部機能が使えなくなる:新しいOSでしか使えない機能が増えていきます。
ハードウェアサポートはいつまで?修理対応の期限
もうひとつの重要なポイントが、Apple正規サービスによる修理サポートです。
Appleでは、販売終了から約5年間を目安に、修理用の部品を確保し、修理対応を続けると定められています(国や地域によって異なる場合があります)。
iPhone SE(第2世代)は2022年3月に販売終了しているため、ここから約5年後の2027年3月頃が、正規修理サポートの一つの区切りになると考えられます。
「ビンテージ製品」と「オブソリート製品」って何?
Appleでは、販売終了から5年を超えた製品を「ビンテージ製品」、7年を超えた製品を「オブソリート製品(廃盤製品)」と分類しています。
- ビンテージ製品:一部の国・地域では修理が受けられる場合があるが、部品在庫に限りがある。
- オブソリート製品:Apple正規サービスでの修理は基本的に受けられない。
iPhone SE(第2世代)がビンテージやオブソリートに分類されるのは、早くて2027年以降の話になりますが、修理の選択肢が狭まっていくことは頭に入れておきましょう。
サポート終了後も使い続けることはできる?
ここでよくある疑問にお答えします。
Q. サポートが終了したら、すぐにiPhoneは使えなくなりますか?
A. いいえ、すぐに使えなくなることはありません。
サポートが終了しても、今まで通り電話やSNS、ブラウジングなどの基本的な機能は使えます。バッテリーが持てば、端末自体は物理的に動作し続けます。
ただし、以下の点には注意が必要です。
- アプリのアップデートができなくなり、徐々に使えるアプリが減っていく
- セキュリティホールが放置されるリスク
- 新しいサービスや周辺機器との互換性がなくなる
つまり、「使える」と「安心して使える」は別物だということです。特にクレジットカード情報や個人情報を扱うスマホでは、セキュリティ面でのリスクを軽視できません。
今のiPhone SE(第2世代)を延命する方法
「まだもう少し今のiPhoneを使い続けたい」という方に向けて、できるだけ快適に使い続けるための方法をいくつか紹介します。
バッテリー交換が最も効果的
iPhone SE(第2世代)のバッテリー容量は1,821mAhと決して大きくありません。発売から年数が経つと、バッテリーの最大容量が低下し、1日持たなくなったり、突然シャットダウンしたりすることが増えます。
そんなときは、Apple正規サービスでのバッテリー交換が効果的です。
- バッテリー交換費用の目安:約5,940円〜11,200円(機種や保証状況により変動)
- Apple StoreまたはApple正規サービスプロバイダで実施可能
バッテリーを交換すれば、動作のキレが戻り、もう1〜2年は快適に使い続けられる可能性が高まります。
ストレージの空き容量を確保する
動作が遅くなったと感じるときは、ストレージの空き容量が少なくなっていることが原因のひとつです。
- 使っていないアプリを削除する
- 写真や動画をiCloudやパソコンに移す
- キャッシュをクリアする
これだけでも体感速度が変わることがあります。
最新のiOSにアップデートし続ける
サポートが続く限り、できるだけ最新のiOSにアップデートしておくことをおすすめします。バグ修正やセキュリティパッチが含まれているため、安定性と安全性が向上します。
買い替えを検討したほうがいいサイン
一方で、「そろそろ買い替えどきかな?」というサインもいくつかあります。以下のような状態が続くようなら、新しいiPhoneへの乗り換えも視野に入れてみてください。
- バッテリーを交換しても動作が重い
- 使いたいアプリが対応しなくなってきた
- ストレージ不足が頻繁に起こる
- 画面のひび割れや物理的な故障が目立つ
- 5G通信を利用したい
おすすめの乗り換え先は?
同じくホームボタン付きのiPhoneがいいという方には、iPhone SE(第3世代)が選択肢になります。デザインはそのままに、チップがA15 Bionicにアップグレードされ、5Gにも対応しています。
最新のデザインや大画面、高性能カメラを求めるなら、iPhone 16やiPhone 16 Proシリーズも候補です。特にカメラ性能やバッテリー持ちを重視する方には、こちらのほうが満足度が高いでしょう。
予算を抑えたいなら、iPhone 12やiPhone 13といった1〜2世代前のモデルも、中古や公式整備済み品で手に入りやすくなっています。
まとめ:iPhone SE(第2世代)の使いどきを見極めよう
ここまでの内容を整理すると、iPhone SE(第2世代)の今後は以下のようにまとめられます。
- 2025年現在:最新OSに対応しており、まだまだ現役で使える。
- 2026年秋以降:新しいiOSの対応対象外になる可能性があり、その場合はセキュリティ面で注意が必要。
- 2027年頃:Apple正規修理サポートが受けられなくなる可能性が高い。
- サポート終了後も端末自体は使えるが、アプリやセキュリティの面で徐々に不便になる。
つまり、「今すぐ使えなくなるわけではないけれど、そろそろ次の一手を考え始めたほうがいい時期」というのが、現時点での正直なところです。
もし今の端末に特に不満がなく、バッテリー交換などで延命できるなら、あと1〜2年は使い続けることも十分可能です。ただ、セキュリティや新しい機能への対応を考えると、2026年秋の新OS発表をひとつの判断のタイミングとしておくのがおすすめです。
新しいiPhoneに買い替えるにしても、今のiPhoneをサブ機として使い続けるにしても、それぞれのライフスタイルに合った選択をしてみてくださいね。

コメント