iPhone 7を今も使い続けているあなた。「いつまで使えるんだろう?」と気になり始めているのではないでしょうか。
発売から約10年が経過したiPhone 7。最新のiPhoneと比べるとさすがに古いモデルではありますが、まだまだ現役で使っている方は少なくありません。
この記事では、2026年6月時点の公式情報をもとに、iPhone 7が実際にいつまで使えるのか、この先どんなリスクがあるのかを整理していきます。買い替えどきかどうか、冷静に判断する材料をそろえました。
iPhone 7の現在のサポート状況を整理する
iPhone 7が「いつまで使えるか」を考える前に、まずは現時点での公式サポート状況を確認しておきましょう。
iOSのアップデートはiOS 15でストップ
iPhone 7が最後にメジャーアップデートに対応したのは、iOS 15までです。2022年にiOS 16がリリースされたタイミングで、iPhone 7はアップデート対象外となりました。
つまり、現在はiOS 15.8.x系統の最新バージョンを使い続けることになります。新しい機能やデザインの変更は受けられませんが、OS自体は動き続けています。
2026年5月時点でもセキュリティアップデートは継続中
ここで重要なのが、セキュリティアップデートの扱いです。
Appleの公式サポートページによると、2026年5月11日リリースのセキュリティアップデートには、iPhone 7(すべてのモデル)が含まれていました。つまり、少なくとも2026年6月現在、セキュリティパッチはまだ提供されている状態です。
「OSのメジャーアップデートが終了=サポート完全終了」ではない点は、覚えておいて損はありません。
修理サービスの区分が変わっている
もうひとつ、物理的な「使える」に関わるのが修理サービスです。
Appleの修理サービスに関するポリシーでは、販売終了から5年以上7年未満の製品を「ビンテージ製品」と呼びます。iPhone 7は2019年9月に販売が終了しているため、2024年9月にビンテージ製品に移行しました。
ビンテージ製品になると、Apple Storeでの修理は部品在庫がなくなり次第終了します。現時点でも在庫があれば修理を受け付けてもらえる可能性はありますが、将来的に受け付けられなくなるタイミングが近づいていることは認識しておいたほうがいいでしょう。
このままiPhone 7を使い続けるとどうなる?
ここからは、今すぐ使えなくなるわけではないけれど、この先直面しそうなリスクを整理します。
セキュリティリスクはゼロではない
OSが古くなると、新しい脆弱性が見つかったときに修正されないリスクが出てきます。現時点ではまだセキュリティアップデートが継続中ですが、いつ対象外になってもおかしくない状況です。
ネットバンキングやクレジットカード決済、身分証の登録が必要なアプリなどを日常的に使う人は、セキュリティ面でのリスクを軽く見積もらないほうがいいでしょう。
アプリが徐々に使えなくなる可能性がある
すでに一部のアプリでは、iOS 15のサポートを終了する動きが出ています。専門メディアの報告では、PayPayやLuupといったアプリがiPhone 7で利用できなくなった事例が確認されています。
今後、LINEをはじめとする主要アプリも、対応バージョンをiOS 16以上に引き上げるタイミングが来る可能性が高いです。いつ、どのアプリが対象になるかは事前にはわかりませんが、「突然使えなくなる」ことは起こりえます。
バッテリーの劣化が進んでいる
物理的な面では、バッテリーの持ちが気になる方が多いでしょう。発売から約10年経過している端末では、バッテリー交換を一度もしていない場合、かなり消耗が進んでいるのが普通です。
バッテリーが劣化すると、パフォーマンスが制限されたり、突然電源が落ちるリスクも高まります。使い続ける場合は、バッテリー交換を検討する必要があるでしょう。
修理はまだできる? 費用はどのくらい?
ここが気になる方も多いはず。修理の選択肢を確認しておきましょう。
Apple Storeでの修理
前述のとおり、iPhone 7はビンテージ製品のため、在庫がある間だけ修理を受け付けています。
参考価格は以下のとおりです(2024年4月時点のApple公式価格)。
- バッテリー交換:11,200円
- 画面修理:21,800円
- その他の修理:42,800円
ただし、これらの価格は変更される可能性がありますし、そもそも在庫切れで受け付けてもらえないケースも出てきています。修理を考えているなら、早めにApple Storeや正規サービスプロバイダに問い合わせるのが確実です。
非正規修理店の選択肢
街の修理店や非正規の修理サービスを利用する手もあります。
例えば、一部の修理サービスではバッテリー交換が4,400円程度、画面修理が4,950円程度で提供されているケースがあります。費用は抑えられますが、純正部品が使われないことや、修理後の保証が異なる点は理解しておいたほうがいいでしょう。
また、非正規店で修理すると、その後のApple正規サポートを受けられなくなるリスクもあるため、その点も考慮してください。
iPhone 7に向いている人・向いていない人
では、今のiPhone 7を「使い続けるべきか」「買い替えるべきか」の判断材料として、向き不向きを整理してみます。
使い続けてもよい人
- 電話とLINE、ウェブ検索程度のライトな使い方しかしていない
- Touch ID(指紋認証)の使いやすさを重視している
- 新しい機能にあまり興味がない
- 経済的な理由でまだ買い替えのタイミングではない
こうした方なら、もうしばらく使い続けるのも現実的な選択肢です。ただし、セキュリティ面とアプリ対応には常に注意を払ってください。
買い替えを検討したほうがいい人
- ネットバンキングや決済アプリを頻繁に使う
- 新しいアプリやゲームを試したい
- バッテリーの持ちに不満がある
- 写真や動画のクオリティをもっと上げたい
- 万が一の故障やデータ損失が不安
こうした方は、そろそろ買い替えのタイミングかもしれません。無理に使い続けるより、新しい端末に移行したほうがストレスが少ないでしょう。
よくある疑問
Q. LINEはまだiPhone 7で使えますか?
2026年6月時点では、LINEは引き続き利用可能です。ただし、将来的にiOS 16以上が必須になる可能性は十分あります。公式アナウンスをこまめにチェックする習慣をつけておきましょう。
Q. セキュリティアップデートはいつまで続きますか?
Appleから公式に終了日は発表されていません。過去の事例から推測すると、メジャーOSアップデート終了後も2〜3年程度はセキュリティパッチが提供される傾向がありますが、これはあくまで推測です。定期的にApple公式のセキュリティリリース情報を確認するのが確実です。
Q. 中古のiPhone 7を買うのはありですか?
基本的にはおすすめしません。すでにビンテージ製品に分類されており、修理やサポートの面でリスクが大きいからです。どうしてもホームボタン付きのモデルがいいという場合でも、できるだけ状態の良い個体を選び、価格とリスクを天秤にかけるようにしてください。
iPhone 7はいつまで使える? まとめ
ここまでを踏まえて、改めて「iPhone 7はいつまで使えるのか」をシンプルにまとめます。
現時点(2026年6月)では、まだ使えます。
セキュリティアップデートは継続中ですし、主要なアプリもまだ動いています。ただし、以下の点は理解したうえで使い続けることが大切です。
- メジャーなiOSアップデートは終了している
- セキュリティアップデートもいつ終了してもおかしくない
- アプリの利用制限が少しずつ始まっている
- Apple Storeでの修理は在庫次第で受け付け終了の可能性がある
つまり、「物理的には動くけれど、サポートの観点では終わりに近づいている」というのが正確な現状です。
あとどれくらい使えるかは、あなたの使い方とリスクの許容度によって変わります。この記事をきっかけに、iPhone 7とどう向き合うか、じっくり考えてみてください。
判断に迷ったときは、Appleの公式サポートページで最新情報を確認する習慣をつけておくと安心です。


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