広島の交通系ICカード「PASPY」はいつまで使える?終了時期と払い戻し方法を解説

いつまで使える
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広島のバスや電車で使ってきたPASPY、気づけばもう使えなくなるって聞いて焦っていませんか?「まだ手元にあるけど、いつまで使えるの?」「チャージが残ってるけどどうなるの?」という疑問、まとめてスッキリさせましょう。

この記事では、PASPYの利用終了日や払い戻しの方法、そしてこれから広島で移動するなら何を使えばいいのかまで、順を追ってわかりやすくお伝えします。

PASPYは2025年3月29日で利用終了

最初に一番大事なことをお伝えしますね。PASPYは2025年3月29日(土)をもってサービスを完全に終了しました。

「え、もう使えないの?」と思った方、その通りです。現在は残念ながら、PASPYを電車やバスの運賃支払いに使うことはできません。Astram(アストラムライン)や広島電鉄の路面電車、広島バス、広島交通など、PASPY加盟事業者すべてで利用がストップしています。

実はこの終了、当初の予定より少し先延ばしになっていました。広島県公共交通協議会が発表した当初予定では2024年度末までの終了予定でしたが、正式に2025年3月29日までと決まったんです。利用者への周知期間をしっかり設けるためのスケジュールでした。

なお、2024年12月1日から2025年3月28日までは「チャージはできるが新規発行は停止」という移行期間になっていました。今はもうチャージも新規発行も完全に終了しています。

なぜPASPYは終了したの?

「便利だったのに、なんで?」と思いますよね。主な理由は2つあります。

1つ目は、PASPYが導入から15年以上経過し、システムの老朽化が進んでいたこと。更新には莫大なコストがかかるため、継続は難しいと判断されました。

2つ目は、全国相互利用ができる「Suica」や「ICOCA」などとの互換性がなかったこと。観光客が増える中、広島だけの独自カードを持たせるのは不便という声も多く、交通系ICカードの全国統一化の流れに乗る形で、PASPYはその役目を終えることになりました。

手元のPASPYはどうすればいい?払い戻しの方法

「カードにまだチャージが残ってる…」という方、ご安心ください。使えなくなったPASPYですが、残高の払い戻しは2028年3月31日まで受け付けています。

時間的な猶予はたっぷりありますね。手続きのポイントを整理します。

どこで払い戻せるの?

主な払い戻し場所は以下の通りです。

  • アストラムラインの各駅窓口(県庁前駅、大町駅、広域公園前駅など)
  • 広島電鉄の主要駅窓口(広島駅電停、紙屋町電停など)
  • 広島バスセンター
  • 広島バス、広島交通の営業所

ただし、窓口の営業時間はそれぞれ異なります。例えばアストラムラインの駅窓口は平日の日中帯のみ対応していることが多いので、事前に各事業者の公式サイトで確認してから足を運ぶのがおすすめです。

払い戻しに必要なもの

払い戻しに行くときは、以下のものを持って行きましょう。

  • PASPY本体
  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、保険証など)

カードに記名されている本人確認書類があればスムーズです。無記名のPASPYでも払い戻し自体は可能ですが、身分証の提示を求められる場合があります。

払い戻し金額はどうなる?

気になる払い戻し額ですが、カードに残っているチャージ残高から手数料220円が差し引かれた額が戻ってきます。また、デポジット(発行時の預り金)500円も一緒に返ってきます。

例えば残高が1,000円残っている場合、1,000円-220円+500円=1,280円が戻ってくる計算です。

ただし、残高が220円未満の場合は手数料が残高と同じ額になるため、チャージ残高の払い戻しはゼロになります。この場合でもデポジット500円は戻ってきます。

「手数料を取られるくらいなら使い切りたい」と思うかもしれませんが、先ほどお伝えした通り2025年3月29日以降は運賃支払いに使えません。諦めずに早めに払い戻しの手続きをしましょう。

PASPY定期券の払い戻しはどうなるの?

PASPY定期券を使っていた方も多いはず。払い戻し額の計算方法が通常のPASPYとは少し違うので注意が必要です。

定期券部分の払い戻しは、有効期間の残り月数に応じて計算されます。1ヶ月単位で、使用済み月数分を差し引いた額が戻ってくる仕組みです。例えば6ヶ月定期を3ヶ月使用した場合、残り3ヶ月分が払い戻し対象になります。

ただしこちらも手数料が発生します。詳細は各交通事業者で異なるため、利用していた事業者の窓口で確認してください。定期券の払い戻しも2028年3月31日までとなっています。

これから広島で移動するなら「モビリー」が後継サービス

PASPYがなくなった今、広島でバスや電車に乗るには何を使えばいいのでしょうか。

実は、PASPYの代替として「モビリー」というサービスが導入されています。正式名称はMOBIRY DAYS(モビリーデイズ)。広島電鉄やアストラムライン、広島バス、広島交通など、旧PASPY加盟事業者の多くが参加しているデジタル乗車サービスです。

モビリーの特徴は以下の通りです。

  • スマートフォンアプリでQRコードを表示して乗車
  • クレジットカードやキャリア決済でチャージ不要
  • 利用額に応じてポイントが貯まる
  • 交通系ICカードより最大10%お得になる割引プランもある

「でもスマホを使いこなせるか不安…」という方もいるかもしれませんが、アプリの画面はシンプルで、乗るときにQRコードをかざすだけ。紙の定期券や現金で乗るより便利に感じるはずです。

ICカード派ならICOCAも使える

「やっぱりカードがいい」という方には、ICOCAもおすすめです。広島エリアでは以前からICOCAが利用でき、PASPY終了後も変わらず使えます。SuicaやPASMOなど、全国相互利用対応の交通系ICカードなら基本的にどれもOKです。

駅の券売機やコンビニでチャージできて、広島以外のエリアでも使える利便性は大きな魅力。観光や出張で広島を訪れる人にもわかりやすいですね。

ただし、バス会社によってはICOCA対応のICカードリーダーを設置している車両と、モビリー専用端末しかない車両があるので注意。事前に利用するバス会社の情報を調べておくと安心です。

PASPYの払い戻しは2028年3月31日までに済ませよう

ここまで、PASPYがいつまで使えるのか、そして終了後の払い戻し方法や後継サービスについてお話ししてきました。

最後にもう一度まとめます。

  • PASPYは2025年3月29日にサービス終了。もう運賃支払いには使えません。
  • 残高の払い戻しは2028年3月31日まで。220円の手数料がかかりますが、デポジット500円も戻ります。
  • 今後の広島の移動はモビリー(MOBIRY DAYS)かICOCAなどの全国交通系ICカードが便利です。

「手元のPASPY、まだ引き出しに眠ってるな」と思ったら、ぜひ早めに払い戻しの手続きを。3年の猶予があるとはいえ、忘れているうちに期限が来てしまうかもしれません。窓口の営業時間を確認して、お近くの駅やバスセンターへ足を運んでみてくださいね。

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