今この記事を読んでいるあなたは、きっとこんなモヤモヤを抱えているんじゃないでしょうか。「うちのiPad Pro、まだ使えるかな」「OSアップデートってもう終わってる?」「買い替えるべきか、バッテリー交換だけで延命すべきか、判断がつかない…」
特に「第2世代」って呼び方がちょっとややこしいんですよね。実はiPad Proの第2世代には、2017年発売の12.9インチモデルと、2020年発売の11インチモデルの2種類が存在します。この記事ではその両方をきちんと区別しながら、2026年5月現在のリアルな使用感や寿命の目安、買い替えのベストタイミングまで、包み隠さずお伝えしていきます。
iPad Pro第2世代は「2017年モデル」と「2020年モデル」で寿命がまったく違う
まず最初に、ここをハッキリさせておかないと話が進みません。一口に「iPad Pro第2世代」と言っても、あなたがお持ちのモデルによって残りの寿命は大きく変わってくるんです。
2017年に登場したiPad Pro 12.9インチ(第2世代)と10.5インチは、A10X Fusionチップを搭載したモデル。一方、2020年3月発売のiPad Pro 11インチ(第2世代)と12.9インチ(第4世代)は、A12Z Bionicチップに6GBのRAM、そしてLiDARスキャナまで載せた、まったくの別物です。
後者の2020年モデルは11インチが「第2世代」を名乗っているため、検索する時にかなり混同されやすい。もし今ご自身のiPadがどちらか分からなければ、「設定」アプリの「一般」→「情報」からモデル名を確認してみてください。
この違いを踏まえた上で、ここからはOSサポートとバッテリー、実際の動作まで、本音ベースで寿命をジャッジしていきます。
OSアップデートから見るiPad Pro第2世代の「公式な寿命」
iPadの寿命を考えるうえで、一番わかりやすい基準がOSのサポート状況です。最新のiPadOSに対応していないということは、新機能が使えないだけでなく、セキュリティ面でのリスクも日に日に高まっていくということ。2026年5月時点での状況を整理しましょう。
2017年モデル(12.9インチ第2世代・10.5インチ)
残念ながら、すでに最終盤を迎えています。最終対応OSはiPadOS 17で、2024年秋以降はメジャーアップデートの提供がストップしました。2026年現在、緊急のセキュリティパッチすら配信されているか怪しい状況です。インターネットにつないで使う端末としては、正直「寿命を迎えた」と判断せざるを得ません。
2020年モデル(11インチ第2世代・12.9インチ第4世代)
こちらはまだまだ現役。iPadOS 18にしっかり対応しており、2025年秋リリースが見込まれるiPadOS 19も、Appleの過去のサポート実績(チップ搭載から約6〜7年)からして対応する公算が大です。つまり2026年いっぱいは最新OSで使い続けられる可能性が高く、サポート終了は早くても2027年以降。メイン機としての寿命は、まだ1年以上しっかり残っていると考えていいでしょう。
セキュリティの観点から言えば、OSサポートが切れた端末でWebブラウジングやSNS、ネットバンキングを使い続けるのは非常に危険です。2017年モデルはオフライン専用の電子ノートや動画再生マシンと割り切るのが、安全面でも実用的な線引きになります。
バッテリーと動作のもっさり感——実際の使用感から寿命をジャッジ
「OS的にはサポートされてても、バッテリーがもうダメで…」という声は本当によく聞きます。ここは実体験やユーザーの口コミをベースに、リアルな体感をお伝えします。
バッテリーの経年劣化
Apple公式では、iPadのバッテリーはフル充電1000サイクルで本来の80%程度の容量を維持する設計。毎日充電する使い方だと、おおよそ3年で目に見えてヘタり始めます。
2020年モデルは発売から6年が経過しているので、すでに「バッテリーの持ちが悪いな」と感じている人が多数派ではないでしょうか。Appleでの正規バッテリー交換は16,800円前後、非正規の修理店なら1万円程度で請け負ってくれるケースもあります。この金額を払ってでも延命する価値があるかどうかが、買い替えとの分かれ目です。
動作のもっさり感(パフォーマンス)
- 2020年モデル:A12Zチップと6GB RAMは、2026年でも意外と健闘します。SafariでのWeb閲覧、YouTubeやNetflixなどの動画視聴、GoodNotesを使ったノート取り、Office系の書類作成はまったく問題なくサクサク動くという声が多いです。ただし、原神のような高負荷3Dゲームや、Procreateで巨大キャンバスに何十枚もレイヤーを重ねるイラスト制作、4K動画編集になると、もたつきや発熱、アプリの再読み込みが発生し始めます。
- 2017年モデル:A10Xチップと4GB RAMでは、今のアプリの重さにだいぶ悲鳴を上げています。マルチタスクでアプリを切り替えるたびに再読み込みされたり、そもそも起動にもたついたり。サクサク感を求めるなら、メイン利用はそろそろ厳しいのが正直なところです。
iPad Pro第2世代を買い替えるべきか?3つの判断基準
結局のところ「私は買い替え?それとも延命?」という問いに答えるために、次の3つで判断してみてください。
- OSサポートが続いているか:2020年モデルならまだOK。2017年モデルなら、セキュリティ面で即買い替えをおすすめします。
- 自分の使い方に性能が追いついているか:動画視聴とネット検索がメインなら、2020年モデルはバッテリー交換だけであと2年は戦えます。クリエイティブ用途やゲームが中心なら、買い替えで一気に快適になります。
- バッテリー交換費用に納得できるか:2万円近く払って延命するより、そのお金を新しいiPadの足しにしたほうが、トータルでお得に感じるかどうか。ここは個人の価値観ですね。
2026年、買い替えるならどのiPadがおすすめ?
「買い替えよう」と決めたあなたに、2026年5月時点で実際に選べる現行モデルと、賢い選択肢をお伝えします。
コスパ最強の本命:iPad Air M3
2025年に登場したiPad Air(第7世代)は、M3チップ搭載で11インチと13インチの2サイズ展開。価格は10万円前後からと、Proに比べてぐっと手が届きやすいのに、イラストや動画編集もそつなくこなすハイスペック。2020年モデルからの乗り換えで「十分すぎるほど快適になった」と感じる人は多いはずです。
プロ用途・最高画質を求めるなら:iPad Pro M4
2025年発売のiPad Proは、ついに有機ELディスプレイを採用し、驚くほど薄型軽量化されました。M4チップのパワーは本物で、4K動画編集や3Dモデリングなど、本気のクリエイティブワークに応えてくれます。価格は15万円〜と張りますが、「どうせ買い替えるなら最高の一台を」という方に。
予算を抑えたいなら:整備済製品のiPad Pro M2
Appleの整備済製品なら、2022年発売のiPad Pro(M2チップ搭載)が10万円以下で見つかることも。1年間の保証も付くので、中古よりも安心感があります。コスパと性能のバランスを取りたい方にはかなりアリな選択肢です。
【まとめ】iPad Pro第2世代はいつまで使えるか、最終結論
2026年5月現在の結論をシンプルにまとめます。
- 2017年モデルのiPad Pro第2世代:OSサポートは完全終了。セキュリティリスクがあるため、ネット接続する端末としては寿命を迎えています。オフラインの電子書籍リーダーやお子様向けのお絵かき端末としては使えますが、メイン機としては買い替え一択です。
- 2020年モデルのiPad Pro 11インチ第2世代・12.9インチ第4世代:まだ現役。2026年中は最新OSで使える見込みで、Web閲覧や動画、ノート作業なら快適そのもの。バッテリー交換さえすれば、あと2年は十分戦えます。ただし高負荷な作業では限界も見え始めているので、性能に不満を感じ始めたら、iPad Air(M3)やiPad Pro(M4)への買い替えで驚くほどの進化を体感できるはずです。
最後に一つだけ。iPadは毎日使うからこそ、「なんとなく遅い」「すぐ充電が切れる」という小さなストレスが積み重なると、意外と心の消耗につながります。寿命を見極めて、手放すときは潔く。その判断が、結果的にあなたのデジタルライフをより豊かにしてくれるはずです。

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